たった4年で100店舗の美容室を作った僕の考え方 (横浜タイガ出版)

著者 :
  • サンクチュアリ出版
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本棚登録 : 131
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801490048

作品紹介・あらすじ

■全ての経営者必読! 今までの常識を覆す「ストレスゼロの経営術」
■4年半で100店舗達成→6年目で156店舗! 美容室ディアーズの「急成長の秘訣」とは?

このページをご覧いただき、ありがとうございます。

もしあなたが経営者、もしくは管理職であれば、次のような悩みやストレスを抱えていないでしょうか?

「募集をかけても、優秀な人材が集まらない……」
「採用した社員が思うように育たない……」
「少し厳しくすると、すぐに辞めてしまう……」

無名の中小企業には、なかなか優秀な人材が集まりません。
ようやく採用しても、厳しく育てようとすると、今度は社員が辞めてしまいます。

こうしたジレンマを、いったいどのように解消させればいいのでしょうか?

この本では、そんな悩みやストレスを解消させる「逆転の発想」「あなたの会社を劇的に変えるヒント」を提示します。

感想・レビュー・書評

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  • 文字数が少なくてすぐに読めてしまいますが、印象に残る話はいくつかありました。エース級の人材より、何社も渡り歩き、人生に疲労してる人を採用する理由、読んで納得ですし、そういう発想もあるのだなと関心しました。

  • 主には従業員の希望を全て叶える置きに行くビジネス。休みも多く、給料も高く、基本的にはコストがかかるビジネス。

    その源泉になるのは圧倒的なUSPである。
    髪質改善
    次回予約90%
    店舗救済のFC

    その利益構築がなければ、置きにもいけない。

    いかに利益を生み出すか?というケーススタディの一つという感じ。

    ↓備忘メモ

    置きにいくビジネスモデル、対顧客、対従業員

    美容院の従業員が辞める理由
    1.休みを取れない
    2.給料が少ない
    3.人間関係が嫌だ

    髪質改善をUSPに16,500円一択
    髪質改善は客観性が高い、誰にとっても望む
    次回予約90%

    距離が近いから摩擦が生まれる、従業員どうしが仲良くなる必要もない

    経営者はなぜ成長しないんだ?とストレスを抱え、
    従業員はなぜ成長を求めるんだ?とストレスを抱える。むやみに成長を求めない

    社員がマーケの勉強をしなくても顧客が集まるシステムを会社で作る

    従業員からすれば経営者は緊張を生む存在。不在の方がのびのびと仕事ができる。
    経営者不在でも問題が起こらない仕組みをつくる。

    ブランド力のない新興のお店が、いかにFCオーナーを集めたか?
    店舗救済、救いの手、というUSP

    起業したばかりの若い男性。今必死にやらないでいつやるんだ?

  • 店舗経営に当たってのイメージが覆された。成長を求めず意欲もそんなになく疲弊してる人を従業員に迎え入れ、FCオーナーも赤字経営で倒産寸前の人を迎え入れる。優秀で意欲的な人は独立願望が芽生える。故に独立願望のない人を雇う方が人手不足の悪循環に陥らない。人間関係の悪化の原因は仲良くなること、故に距離感が保たれるように、会食費は従業員みんなで行く時のみ経費支給される。無駄な会議の時間は省き、マニュアルの再確認を怠らないような報告書のみ。従業員の生活をイメージして週休3日やフレックス制。などなど、美容院業界としてはものすごく難しそうな離職率を下げるための取り組みが仕組み化されている。客単価を上げて個室化して上質な顧客にリピートしてもらう仕組みにより、ごりおし営業もしなくてよいし、集客に悩まなくていい。ただし、そのための徹底的なホームページ研究や改善策の追求。転居するからと退職希望をした従業員のために新規店舗を出店するというほど従業員のことを考える姿勢。会社に合った人を採用して、合わない人は最初から採用しないという姿勢を貫いているからこそ一貫性があり、これだけの店舗経営をすることができるのだと思った。

  • ここまでうまく行った話しかないと逆に他にマイナスな面はなかったんかいなと怪しく思う。
    人を育てるのは無理なんだろうな。
    他で捨てられる素材をうまく活かして活躍させるところに商機あり。


  • 職場のストレス上位3つ
    ①仕事の質、量
    ②仕事の失敗、責任の発生など
    ③対人関係(セクハラパワハラ含む)

    仲良くなろうとするから、
    職場の人間関係が悪くなる
    それを防ぐために、
    みんなで行く食事は会社の経費としてお金を出す


    (ちなみに美容師がお店を辞めてしまう理由は
    「休みが取れない」「給料が少ない」「人間関係が気に入らない」これらの労働環境を改善する必要あり)




    正解のある問い= 判断基準がら明確な商品を扱うことがビジネスでは肝心
    美容院では、髪質が綺麗なることにこだわっている
    髪型が似合ってる似合ってないは
    その人の個人によるものだから判断が難しい




    美容室では余計な会話をしない
    マニュアルに沿った接客のみ



    優先順位をつける



    1店舗目 
       社員の能力に頼らない(マニュアルの徹底)
    2店舗目 店長おかない
    3から4店舗目 新規エリアでの再現性
    5店舗目 成長の自動化


    定期報告はシンプル
    (店の売り上げ、集客広告費、新規問い合わせ数、新規入客数、新規時間予約済)のみ
    LINEで報告する
    数字で客席が満席になるように設計している。
    ギブ中心で生きる

  • だいたい逆張りです。
    マニュアル、ルール、仕組みづくりさえすればOK!
    人間関係で問題を起こさない為に、従業員同士がコミニケーションをとらないような仕組みをあえてつくる、というところが白眉です。

    仕組みつくりの具体例は一部しか記載がないので、自分なりにそこは考えましょう
    というところですね。

  • 固定概念に縛られず、自分の信念を貫いている方という印象を持ちました。
    自分の失敗を学びと捉えて、学びから行動に移す事でここまで事業を成功されてきた方。
    レッドオーシャンの美容業界で大成功収めるのは本当にすごいです。

    気に入ったページは、【ギブ中心】でストレスフリー。
    私もギブアンドテイクは意識しますが、正直テイクも求めてました。ギブするんだから、そりゃテイクしてくれるよね?的な。テイクがなきゃギブしないし。
    ただ北原さんはギブしかしてない。ギブ中心だと揉め事を限りなく0に出来るってところに共感しました。ストレスフリーの人生にしたいです。

    あと、人とのご縁を大切にする姿勢。これも大事です。中村文昭さんの著書を紹介されていたので、読んでみたくなりました。

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著者プロフィール

北原孝彦(きたはら・たかひこ)
Dears(ディアーズ)グループ代表
地元の長野県の美容室で店長を務め、独自のWEBメディアを運営。アフィリエイターとしても活躍したのち、2015年、長野県に美容室Dearsを開業。
「髪質改善に特化」「店長を置かない」「週休3日」「フレックス制」「仕事が終わったスタッフから帰宅」など、独自の考えをもとに、Dearsの店舗を急拡大。リピート率90%以上、低離職率を実現し、ゼロから4年で100店舗以上、グループ年商40億円、美容品EC年商6億円規模に育て上げた。
美容室以外にも有料のオンラインコミュニティ「北原の精神と時の部屋」を運営し、事業を急拡大させ続けている。
「北原の精神と時の部屋」は、リリースから3カ月で700人を集め、年商1.7億円規模にスケールした。このコミュニティでは、北原の事業作りを全公開し、「1年で5年分の学びと視座」を提供している。
主な著書に『弱くても最速で成長できる ズボラPDCA』(すばる舎刊)。

「2021年 『たった4年で100店舗の美容室を作った僕の考え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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