最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方 (サンクチュアリ出版)

著者 :
  • サンクチュアリ出版
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感想 : 92
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801400788

作品紹介・あらすじ

「考える力」は、人間にとっての大きな武器です。_x000D_
人類は考える力を手に入れることで高度な文明を築くことに成功しました。_x000D_
……ですが、この考える力にも弱点があります。_x000D_
それは、「考えすぎてしまう」ことです。_x000D_
考えすぎると迷いが生まれ、行動が遅くなり、ネガティブな思考や感情が浮かびやすくなってしまいます。考えることは重要ですが、考えすぎは禁物。どのようにして折り合いをつければいいのでしょうか?_x000D_
そこで、本書です。_x000D_
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この本は、世界中の研究機関の研究で明らかになった「考えすぎない方法」を全45のアクションで紹介! 一例を挙げると……_x000D_
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情報が多いほど、時間をかけるほど、人は合理的に判断できなくなる_x000D_
(ラドバウド大学ダイクスターハウスの研究)_x000D_
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考えているときよりもぼーっとしているときのほうが脳は効率よく働く_x000D_
(ワシントン大学レイクルの研究)_x000D_
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「やる」か「やらないか」の決断は、コインで決めても幸福度は変わらない_x000D_
(シカゴ大学レヴィットの研究)_x000D_
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優秀な人ほど、優秀な人のマネをして行動や思考を効率化をしている_x000D_
(南デンマーク大学アナリティスの研究)_x000D_
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「フェイスブックをやめる」と幸福感が増す_x000D_
(コペンハーゲン大学トロムホルトの研究)_x000D_
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などなど。「行動を最適化」し、よりよい行動をとるための方法をわかりやすくお伝えしていきます。

感想・レビュー・書評

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  • 「考えすぎないためのTIPS集」と言ったところ。個人的にはもっと掘り下げがほしかったな。

  • 私はネガティブ思考が多い。ポジティブな態度、言動、それから笑顔を心掛けようと思った。ポジティブな行動で、普段の思考もポジティブにしてみたい。理想と現実のギャップが大きいと悩み、考えすぎると病むというので気をつけたい。「~べき」はやめようと思った。

  • どこかで聞いたことがあるようなことが
    浅く広く色々書いてある
    類似の本をよく読む人には不要かもしれないけど
    初めて手を出す人には文章も簡潔だしオススメしたい
    参考文献もきちんと書いてあるので親切

  • ●なぜ読んだか
    →考えすぎて不安になり動けなくなる、
    ということに悩んでいたため
    考えすぎない考え方をインストールしたかった

    ●読んでみた感想
    →科学的根拠に基づく“考えすぎない人の考え方”が、1項目2〜4ページにわたってサクサクと読み進める形になっているので、テンポ良く読むことができてよかった。
    どれもデータが提示されるため説得力があるうえに、“病は気から”といった有名な精神論が実は科学的根拠に基づいているもの、と再解釈されている項目もいくつかあったので非常にためになった。
    ただ、事例が多いためどれを使うかは自分で
    取捨選択する必要がある。意外と頭から抜け落ちやすいためアウトプットするのも大事そう。

  • 最高に面白い本、
    後でまとめる。

  • やる気が起きてから行動するんじゃなくて、行動するからやる気が出てくる。
    悩んで決めるのに時間がかかっても、パッとすぐ決めても、結果は変わらない。

  • 研究結果集

    知っているけど、根拠は知らない様な事象の根拠を簡単に集めた。初心者には良い本!

  • いろいろな考え方をしりたいなら良いと思う。

    いろいろな研究の成果を集めているので、
    言葉だけ取ると矛盾していることもチラホラ。
    それが気になりだすと、読めない。苦笑。

  • 本書は「もうちょっと身軽になってもいいんじゃないだろうか?」という筆者の思いから生まれた。解説イラスト・大きな文字で興味をそそり、キーワードでより理解度を深めることができる。

    2023年図書館基礎特論実習生POPより

  • 特に真新しいことは書いてない、て感じ

    ・中世の人が一生で得ていた情報を一日のうちに得ている
    ・幸福に必要なことは心身が集中することである
    ・他人と比較するのは人間の機能「効率がいいから」、そういう仕組みなんだなぁ、くらいで良い
    ネガティブな感情になったら、10秒カウント
    ・↑4〜6秒くらいで前頭葉が働きだすから(前頭葉は理性を働かせる)、原因を考えている時も前頭葉が働いている、なのでそういう仕組みなんだなぁで対応
    ・誰かのために必死になることでその瞬間は不安な感情や痛みを感じなくなる
    ・様々なことを経験し、多様な感情を味わいながら、あるがま間を受け入れていくことが究極の幸せ(Let it be)

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著者プロフィール

堀田秀吾(ほった・しゅうご)
明治大学法学部教授。言語学博士。
熊本県生まれ。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学修士課程修了・博士課程単位取得退学。
専門は社会言語学、理論言語学、心理言語学、神経言語学、法言語学、コミュニケーション論。研究においては、特に法というコンテキストにおけるコミュニケーションに関して、言語学、心理学、法学、脳科学など様々な学術分野の知見を融合したアプローチで分析を展開している。執筆活動においては、専門書に加えて、研究活動において得られた知見を活かして、一般書・ビジネス書・語学書を多数刊行している。「明治一受けたい授業」にも選出されるなど学生からの人気も高い。『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』 (サンクチュアリ出版)、『図解ストレス解消大全 科学的に不安・イライラを消すテクニック100個集めました』(SBクリエイティブ)など著書多数。

「2022年 『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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