- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801400443
作品紹介・あらすじ
やさしい涙を流した後に、
幸せな気持ちがあふれる。
「犬だけが知っていた妻の日課」
「家族がそろうまでがんばって生きた犬」
「犬が必死に飼い主に隠していたこと」
など
犬を見つめ、犬に寄り添い続けた
熟練ドッグカウンセラー・三浦健太氏が贈る
実話をもとにした、20の心温まる犬の話。
「本当の幸せとは」
「今の私がある理由とは」
犬たちが教えてくれた大切なことを
家庭や仕事に問題を抱えたさまざま人の
心の成長を通して、やさしく伝えてくれます。
感想・レビュー・書評
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これを読んでも何も感じない人は、犬だけでなく、動物を飼う資格はないと思う。
と感じるくらい、「生き物を迎えるということ」について学び深い本だった。
昔飼ってた犬たちに会って、抱きしめたくなる一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昨年犬をなくした自分はこういう本を読んだらボロボロかな、と思っていたけど…
そうでもなかったです。
でも、ところどころほろっとしました。とても良い作品です。犬ってやっぱりかわいい。 -
改めて犬との生活を大切に過ごそうと思える本。
大切なことを後回しにできるほど、一生は長くない。
この言葉を忘れずにこれからも一緒にいよう。 -
私の日課ですが寝る前や仕事にいく前にぎゅっと抱きしめながらいつもありがとう。今日もだいすきだよと伝えています。この本を読んで改めて犬と暮らす毎日を大切にしようと思いました!
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【概略】
太古から人間の傍にいた犬、その犬が持つ特性、習性、褒めポイント、悲しむポイント、それらに関連した著者からのアドバイスを20のエピソードにギュッと濃縮して紹介してくれる。
2024年02月02日 読了
【書評】
俗っぽい言い方から始めてしまう。ヤバい本だった。病院の待合室といった公の場所で読む本じゃない。涙が止まらない。看護師さんや受付のお姉さん達に怪訝な顔をされたわ。49歳が涙を流して本を読むって、ヤバいよね。
著者によるワンちゃんアドバイスが先に置かれ、そのアドバイスにまつわるエピソードが続く。これがもうね・・・ズルい。泣くしかないもの。語彙力が。完全にストーリーでメッセージを補強してるのよ語ってるのよ。
今、家族になっている柴犬・おはぎの前に、雑種、ミニチュアピンシャー、ハスキーなどなど色々な犬を飼っていて。小学校3年生の時に拾ってきた雑種・コロとの思い出が強くてね。でも、散歩とか連れていかなくなって。コロの子ども(コロはメスで、2回ほど子供を産んでる)の雑種・ブチなどは窓際族のような状態になっていて。ハスキーは父親きっかけだとしても、ミニチュアピンシャーはお客さんから譲り受けたけど、やはり世話は両親が。コロとブチ・・・本当に心が痛む。コロなんて、本当に健気に寄り添ってくれてたもの。あ・・・また涙が。
そして、柴犬・おはぎ。今回は今までとは全く違ってて。そりゃまぁ、地方遠征や海外に遠征している間は家族に頼ってしまうけれど、それ以外は世話をしていて。本当に学びが多い。そして本書のように、少しずつ、少しずつ、応えてくれてるのだよね。
2024年4月に2歳になるおはぎだけれど、やはりいつか「死」という別れが待っている。年齢的に、自分が先に旅立ってしまうのか、それともおはぎが先なのか。なんとか見送ってあげたい。そのためには健康でいなければ。あ、想像したらまた泣けてきた。
犬に限らず生き物を飼うということは、責任が伴う。その責任の先には、色々なものが待っている。楽しさも、悲しみも。本書を通じて、より一層、おはぎを大事にしたいと思ったなぁ。最期の瞬間まで。 -
犬好きの人には読んでほしいけど、読んでほしくないそんな本。
けど、ぜひ読んで愛犬のことを思い出してほしい。 -
一つ一つのストーリーに犬と飼い主の絆やつながりがあって、電車の中にも関わらず思わず泣いてしまいました。
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パートナーとしての地位を確立した動物、犬。当然ながら犬の数だけ彼らの人生?がある。ただみんな人間より早い時間を彼らは過ごしていて、その一瞬一瞬に全力を尽くしている。
犬飼いたいなぁ。