地図趣味。

著者 :
  • 洋泉社
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本棚登録 : 163
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800309617

感想・レビュー・書評

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    地図趣味。 / 杉浦 貴美子【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア
    https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784800309617

  • 益田善之助さんにお会いして、手書き地図を見たいです。

  • 地図の楽しみ方の本。 地理、空間を記述する方法として、様々な地図が発行されている。 主な用途として場所や地形を知るために利用されるが、他にも地質図、天気図なども一種の地図と言える。 この本では、いろいろな地図の紹介、地図を楽しむアイデア、地図を扱う博物館などを紹介している。自分も20年ほど前に、伊能忠敬の日本地図を見て以来、一時期地図に嵌ったことがあった。海外に行った時は、その街の地図を買ってコレクションしていたが、キリがないことがわかりやめてしまった。 著者のように、楽しみ方の発想の転換(地図や地層のケーキ作り、お菓子作りに応用したり、ペンダントのようなアクセサリー作りのモチーフにしたり)が無く、趣味の領域に至らなかった。 この本では、地図の見方楽しみ方がいろいろ紹介されており、大変参考になった。手元にある地図で、再度、自分の楽しみ方を考えてみたいと思う。

  • スリバチナイト物販で購入
    有用性とは全く関係がないところから地図を眺めてはじめて、最後は地図の本質まで行き着く本だった。
    掲載されている地図の美しさに溜息をつくばかりだった。

  • いろんな地図が出てきてとても楽しかった!
    司馬江漢の月絵図、松浦武四郎の蝦夷図の美しさったら!
    架空の町の地図(本居宣長が描いた空想の城下町、現在進行形という「中村(なごむる)市地図」)の話や手描き地図師のはそそられる・・・。
    地図ケーキやアクセサリーはもう少しさらっと流してもらってもよかったかな・・・でもこういう楽しみ方もアリ♪

  • 地図を見るときにくるくる回して見ないと自分の現在地が把握できないのは女性に多いと言いますが、そういう観点でいえばワタシは間違いなく男性です(笑) 辞書を読むのが好きなの同様、地図を眺めるのも大好きですが、いやはやマニアはやっぱすごいですね!地層のスィーツやら区の形のシルバーアクセまで作っちゃうとは…恐れ入りました^^;

  • 小学生向け夏休みの自由研究の題材になりそうな感じ。
    地図というか、アートの世界に近い。

  • 2016年11月5日読了。
    とても面白かったけど、完全に「私の趣味を紹介します!」って感じでした。

  • 表紙の地図は、アメリカの地質調査所が作成した、月の地質と地形を表わしたもの。
    地図と一口に言っても、表現方法は様々で、見ているだけで楽しい。
    椰子ひごと、貝や小石で立体的に作ったミクロネシアの地図。
    川だけを記して作った日本地図。
    司馬江漢が描いた月の図は、幻想的なまでに美しい。

    かと思えば、ムースで地層を、クレープで等高線を、グミで四色定理を表現してみたりする。
    この人本当に地図が好きなんだなあ。
    *四色定理=いかなる地図も、隣接する領域が異なる色になるように塗るには四色あれば充分である(ただし飛び地は含まない)

    「天地明察」の主人公、渋川春海が描いた天文図も面白かった。
    当時の日本は中国の星座を取り入れていたので、いま私たちが知っている星座とは全然違うものがそこには描かれているのである。
    星は変わっていないはずなのに。

    挿入された図版はページのかなりの部分を占めているけれど、それでもやっぱりもっと大きなサイズで見たいと思う、最近の老眼事情。

  • ふむ

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