君に恋をするなんて、ありえないはずだった そして、卒業 (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 1122
感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800274632

作品紹介・あらすじ

普通に過ごしていれば、接点なんてなかったはずの飯島靖貴と北岡恵麻。徐々に仲良くなり、「好き」という気持ちも芽生え始めていたところで、恵麻が友達に放った陰口を靖貴は耳にしてしまう。すれ違ったまま迎えた一月、大学受験を控えた靖貴は「遠くの大学を受ける」という選択肢を考え始めて…。不器用すぎる二人の恋は、どう卒業を迎えるのか。二人のその後を描く「春休み編」も収録。

感想・レビュー・書評

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  • 面白すぎて12時半まで読んでしもた・・・(ノдヽ)イヤア

  • 靖貴は恵麻の不信感から関係を断ち、すれ違いのまま卒業に。最終日、やっと意を決して想いを伝える。

  • 2冊読み終えて、続編は大学編かと想像してましたが、その直前、あくまで高校時代がベースなんですね
    でも不思議に感じたのは恵麻の感情です、ヤスキはいいとして、何故恵麻は彼に惹かれたんだろう、合宿での出来事、あれで好きにならない訳がないって恵麻は言うシーンがあるけど、もしかしたら1年生のあのシーンからかもしれない…
    そう考えてしまうのは考えすぎかなぁ。
    後続編の想いを告げた後のヤスキの対応は女子目線からしたら歯痒い、恵麻のあの態度は納得、というか恵麻は偉い。
    2冊読み終えて何かいいなぁ、良かった、幸せになってほし、特に恵麻には。

  • 誤解は解けず避ける日々。
    彼の優しさからの行動だったのだろうが、どんな形であれ自分には想い人が居るのであれば簡単に了承してはならない内容ではないだろうか。
    別れの直前ではあったが、最後の最後に互いの気持ちを伝える事が出来て良かった。

    「遠回りしたぶん、たくさん増えたもの」
    久しぶりに出会った日に。
    気持ちが通じあって直ぐに離れ離れになるのは寂しいだろうが、久しぶりに会うからこそ相手の事を想う自分を再認識出来るのかもしれないな。
    互いに当時は本当に付き合っていなかったとはいえ、興味が無い振りをしていたからこそ恥ずかしかったろうな。

  • 久しぶりにページをめくるのが楽しみで、でも勿体無くて終わってしまうのがどうしようもなく嫌でした。世界観が好きで、引き込まれます。

  • 徐々に距離が縮まりつつあった二人の関係が前巻のラストで打ち砕かれて。。からの続きですが、なんとも切なく苦しい。もぅ~なんでそんな考えになっちゃうかなぁ!って飯島くんに何度思ったことか(>_<。) ラストのやっとお互いの気持ちを素直に伝えられた場面はすごく好き。やっぱ恋っていいなぁって思わせてもらいました( *´艸`) あと飯島くんは友達に恵まれてる。みんないいキャラしてて好きです。

  • きっとニヤけて読んでたと思う。
    「青春」いいなぁ(笑)

  • 一気読み。途中でやめられない!

  • 2020/12/19
    「君に〜」の続編。話が中途半端なところで終わっていたので、どうなるのかと思っていたら続きがやっぱりあったので即読みしました。
    2人のすれ違い方もかなりすごくて、なんでそうなるかなぁーと思わされるところがたくさんありました。
    それはきっと作者の術中にハマってしまったということなのでしょう。
    どういう形でハッピーエンドにつながるのか、その後は一体どうなるのかと気になりながらもあっという間に読み進められる面白い内容でした。
    展開や内容は本当に王道を行っていると思います。サブキャラの人たちもいい味出してるし、そっち方面にスポットを当てた話なんかも気になるなーと個人的に思っています。
    ずっと砂糖食べてるような感覚になれる本だと思います。

  • ベタベタな展開。
    でもどんどんページが進む。
    キュンキュンが止まらない。
    完全な王道作品。

    この作品の世界に浸っている間は難しいことも考えることなく、初々しい青春を堪能できました。
    久々にページが少なくなっていくのが名残り惜しい作品でした。

    ……ただ、現実世界でこんなカップルはすぐに……いや、やめておこう。

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著者プロフィール

千葉県出身。2016年、「静かの海」で第4回ネット小説大賞受賞。著書に累計30万部超の人気シリーズ『君に恋をするなんて、ありえないはずだった』『君に恋をするなんて、ありえないはずだった そして、卒業』『君に恋をしただけじゃ、何も変わらないはずだった』(宝島社文庫)、『ヘタレな僕はNOと言えない』(幻冬舎文庫)、『大嫌いな君に、サヨナラ』(いかだかつら名義/PHP研究所)がある。

「2021年 『赤くない糸で結ばれている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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