緑土なす きみに捧げる花の名は

  • リブレ
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799741368

作品紹介・あらすじ

結婚が決まり、喜びあふれる今世王に愛され続け、音を上げぎみの足弱。足弱の体のために愛の行為は中四日あけて、と今世王と家臣「灰色狼」たちで決めるが、今世王はとかく我慢がきかず、足弱も彼に甘えられると弱い。そんな蜜月のある日、自分の寿命が今世王より短いことを知った足弱は、動転して姿をくらますことになってしまう。今世王は愛しさと切なさで胸を一杯にして、足弱を迎えに行くが…!? 書き下ろし長編の他、王族命の家臣団「灰色狼」の連作やuser先生による描き下ろし漫画も収録!
【人物紹介】今世王(レシェイヌ)/「兄上がお可愛らしくて我慢の限界だ」千年続くラセイヌ王朝の最後の王。国土を緑豊かにする異能を持つ。孤独のあまり弱っていく一方だったが、足弱に出会って力を取り戻し、ひたすら愛を捧げる。足弱とは、二年後の秋に結婚式を挙げる約束を交わしている。 足弱(ラフォスエヌ)/山奥で野人のように暮らしていた男。今世王の行方不明の庶子の兄を探す国家事業で上京し、発見・保護される。長く自分が王族だと認められずにいたが、今世王の溢れる愛と、証拠が見つかったことにより、自覚。今世王を愛することを自分に許すこともできた。

感想・レビュー・書評

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  • 灰色狼になりたい!また続編出るなら買いたい。

  • 短編集。主に灰色狼視点でみた2人の話。
    灰色狼が王族の前以外では意外にミーハーで微笑ましい。

  • 本編の側道を行くような短編集。こういうのも味わい深い

  • 表題作以外はそれまでのペーパーなどの短編集。なのでコスパは良し。ただ短編はあまりにも灰色狼の話が多く、読み終えるまで時間がかかってしまった。一般小説としてならそれでもいいが、萌えを求めるには適さない。
    表題作はカプの寿命問題。安易な解決策を講じなかったのに好感。どうにもならない問題を受け止めて、それ以上の愛情を不器用ながら返そうとするアシに、二人でいた年月を感じる。弟君良かったねえ。

  • 1巻から続けて読んでたから2段組みじゃない…、ってなったけど、灰色狼さんたちの話がたくさん読めてよかった。
    ところで続きはあるのかな。これで終わりなのかな。

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著者プロフィール

小説家。『緑土なす』シリーズ(リブレ)でデビュー。ボーイズラブ小説を中心に活躍している。

「2023年 『光の君』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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