緑土なす 黄金の王と杖と灰色狼

  • リブレ
4.22
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本棚登録 : 170
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799732687

感想・レビュー・書評

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  • とても良かったです。世界観も登場人物もステキで、一番好きな作品です。

  • なろうで何度も読み見返したくて購入しました。
    世界観が大好きです。

  • 世界観は面白い。

  • 36才になるというのに足弱の恐れが痛ましいしまた愛おしい.灰色狼たちの忠誠心にも心打たれ,何よりただ一人絶滅危惧種のような今世王の喜びと今までの寂しさもよくわかる.登場人物が全て魅力的なのも読んでいて安心感があった.

  • 一気読みした。
    湾曲した右足を持つことから名付けられたのであろう「足弱」は親代りとも師匠とも言える「老人」を亡くし、独り山中で暮らす。たまたま下山した折に聞いた『国策』に該当するらしいと知り、都へ上る事になるが、これが当人始め世を揺るがす一大事になるとは。

    「足弱」が帰郷を願い憂う姿が痛ましくもあり、今世王の愛情が狂気染みている理由もまた痛ましい。仕える灰色狼たちの苦悩も理由が理由だけに胸を塞がれる思いになる。
    異能の神として君臨する今世王が唯一素顔に戻る時間は足弱には、うん、愛が暑苦しくて大変だね、、、
    ワンさんが今後どの立ち位置で現れるのかを期待しつつ。

  • 異母兄弟もの。弟の愛に押され、自身の倫理観を曲げて抱かれているのでまだ本当の意味では結ばれていないこの巻。大きな事件もなく兄弟の想いで綴られる。弟より兄の気持ちに寄り添ってしまいちょっとしんどかった。
    あと時々文章がガラッと違う1文があったりと、ちょっと引っかかりながら読んだので、完全に没頭して…という感じにならず残念だった。

  • まだ途中なのでなんとも言えないが、兄の世慣れなさにイラっとくる。
    少々なら可愛げもあるがもう十分な大人なのにいつまでも自分の立場を理解しないしようとしない振る舞いはむしろ愚かにみえてすきになれない。
    弟の行動は常にアグレッシブだが彼は少なくとも自分の立場を理解してるように思う。

    単に生態がそうだからであって兄本人に固執する魅力を感じられない……

    ので読むのがちょっとしんどい。

    しかしエッチなシーンはめちゃくちゃ多くてそこはすごいなぁと思います。

  • 世界観が好き。

  • 家臣軍団の灰色狼の存在が効いてる。
    なろうで読めるけど気に入ったらどうせ買うことになるんだし、と思って最初から買っといてよかった。

  • 冒頭の流れが好きでした。
    一番はじめの一文も、まるで文学作品のように余白があるというか、花がふわりと広がるようなはじまりかたで素敵でした。
    足弱がホン夫妻に優しくされているのも、馬車に揺られたりしているのも、擦れていないのも、それという単語を使うでなく、香りのように書かれていて好きでした。

    レシェとのはじめては、たぶん、BL小説ではじめて「ぎゃー!」という悲鳴を読んだ気がします笑 結構インパクトがすごくて、その後読み進めていても、ふいに「ぎゃー!」のシーンが脳裏に浮かび、現在読んでいるシーンに没頭できない、ということが何度か起こりました笑 
    とにかく足弱が可愛いなという印象の上巻でした。

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著者プロフィール

小説家。『緑土なす』シリーズ(リブレ)でデビュー。ボーイズラブ小説を中心に活躍している。

「2023年 『光の君』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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