情熱のゆくえ (ビーボーイノベルズ) (B-BOY NOVELS)

著者 :
  • リブレ出版
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本棚登録 : 106
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799711903

感想・レビュー・書評

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  • memo: コミコミイラストカード付

  • 遥さん、拉致事件の巻。

    遥が痛い目にあってます。はいwww
    でもこの事件があったからふたりは思ってる事は口にしないと伝わらない。って分かったのかも。
    本当に不器用なふたりだからジレジレさせられるけどゆっくり育む愛もいいのかも(*´◒`*)
    そして、やっと寝室を一緒にしたねww

    後半に東原×貴史のお話が♡

  • 「あなたでないとだめなんです――」
    自分を金で買い取った、精悍で寡黙な若き実業家の遥を、不器用ながらもいつしか想うようになっていた佳人。
    2人での生活に戸惑いつつも幸福を感じはじめていたある日、社用で無人島へ向かった遥が音信不通に――。
    動揺を隠せない佳人は、助けを求めるため、身を切る思いで以前自分を囲っていた組長を訪ねるが…。
    読者待望の若頭・東原の番外編に、書き下ろしを加えたストイックで激しい恋のゆくえは…?

    (出版社より)

  • 遙さん拉致されるの巻。
    このあたりから旧版も読んでなかったみたい。そんなんでドキドキして読みました~。
    お互いに気持ちはもういい感じでベタ惚れなのになぁ……なんでこうも不器用と意地っ張りwww

  • ジレジレに違いはないけれど、なんか静かに寄り添う二人の心って感じでこの二人の距離はすごく好き♪ 今回は結構ハードでしたね!

  • 二人の距離に焦れ焦れさせられる快感、というのを初めて知ったBL。旧版を持ってるけど、書き下ろしと全サが気になってしまい再び購入。
    初めて読んだ時には、佳人が遥を救出という展開が意外でかなりびっくりしたんだけど、今読んでもその勇気に感動です。
    そりゃ、佳人だって♂なんだから、考えてみれば当然の行動ですよね。口ではなかなか想いを上手く伝えられない佳人ですが、行動できちんと示すところに惚れ惚れさせられました。
    そして、健気でもあるし。

    遥もこういった窮地では、本音が言えるので安堵しました。命がけで助けに来てくれた佳人を思うと当然ですが、それができない遥でしたからね。
    今回は、さらに二人の気持ちが一つになったのが伝わってきました。

    周囲の登場人物もみんな好きです。
    特に東原と貴史のcpは主役を食ってるほど魅力的。二人とも頭が切れるし、行動力もあるし、惹きつけられます。

    書き下ろしは「一手間かけた料理」第2弾でしたwww
    たいへん手が込んだ料理で、しかも腕をふるっているのが遥というのがよかったです。

  • なんちゅーか「出来上がったカップルのクセに、
    なんでそんなところでもじもじしてるんだあんたらは!」と
    説教したくなった表題作だったw
    遥の拉致監禁事件が結果的に2人の結び付きを強く深くした、というお話で
    「え?遥が拉致監禁?」と思ったけど、付き合い始めて半年ぐらいで
    まだなんとなく距離がある2人には、ちょうどよいエピソードだったのかも。

    それよりも貴史が登場し、東原×貴史が本来のテーマだったような気がする。
    東原好きゆえに、遥に嫉妬する貴史が可愛かったーーー!
    早く『情熱の飛沫』が読みたい。
    そして『艶悪』を、どのタイミングで読むべきなのか迷う!

  • 良かったやっとお互い気持ちを口にしましたね!良かった良かった。お互い判りきってるはずなのに口にしないから、もしかしたら違うかもなんて思って恋人同士なら当たり前の事すら言えずに。なんて不器用で焦れったい2人。焦れったかった分のカタルシスはしかし十分に得ました満足。1巻だけの偶々でなく、どうやらこのシリーズ好きなようです。面白かった。
    一緒の部屋で寝ようって言うだけにあんなに苦労するなんて(笑)攻の遥の不器用っぷり口下手っぷりは凄まじいですが読んでる側としてはだだ漏れなのでかわいい。書き下ろしのラストには思わず笑ってしまいました。不器用というか天邪鬼なんだろうな。どうしても素っ気ない言葉しか言えない。クリスマスには何もしないから期待するな、と言いながら絶対何かするでしょもう判ってるよと思ったら、自分でも自覚してて吹きました(笑)さすがに自覚はし始めたのですね。それを口にするのはまだ無理でも。ま、簡単に素直になっちゃったらそれはもう遥じゃないですよね!
    佳人は佳人で、遥に対してはまだまだ遠慮がちで甘えきれなくて。そんな2人だからなっかなか進まなくて、やきもきする周囲の気持ちが非常に解ります(笑)はたから見たら一目瞭然なのにね。
    佳人まで攫われなくて良かったなと思いました。2人して監禁されて、なんて話になったらちょと重すぎる。し攫われたのが佳人じゃなく遥で良かったなとも。佳人だったらそれもまた読んでてしんどいだろうなぁと。遥の取り乱し気が気じゃないのを読まなきゃいけなくなるから。あと性的暴行も加わりそうだし。て事で人選に何の疑問も覚えてなかったので、あとがきの意味を理解するのに時間がかかりました。逆って?と。そうか確かに普通攫われるのは受か。
    初登場、東原×貴史。こっちも結構面白かったです。こっちも一筋縄ではいかなさそうですね。でも最後は、あれは、貴史が勇気を出しさえすれば東原も満更でもないて事じゃないのかなぁ。でもこれまでの東原の冷徹さを見てると、踏み出したら縁が切れるかもという怖さの方が勝るのかもなぁと。東原の遥への愛は恋愛じゃない愛だと思うのですが、その辺は今後明かされるのかしら。貴史が初登場シーンの印象を良い方向に裏切るタイプで良かったです。遥救出の際の貴史がとても好感でした。儚げタイプかと思いきや有能で肝が座っててテキパキしてて佳人もきっちり導いて、でも東原の前だと完全にただの恋する人間になってて。東原の気持ちはどこら辺にあるのでしょうね。
    やっと想いを口にしたとは言えまだまだ不器用同士の2人。このまますんなりとはいかないのですかねー。次巻はどんな話なんでしょう。じっくり進んでく過程が見られたらいいな。
    ところで東原×貴史の話の「確信犯」がどうしても気になりました。2002年てまだそんなに誤用ももう正しい的に広まる前なんじゃないかなーと。微妙な言葉はなるべく使って欲しくないかなーと個人的に思いました。
    いくつか読んで萌えなかった人のは他のも萌えないのですが、小説でもこんな事もあるんだなぁ。漫画では時々あるけど、小説では多分初めてです。

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著者プロフィール

貴族や名家の御曹司等、きらびやかな世界観を表現した作品が数多く、読者の支持を集めている。

「2017年 『なんでも屋花曜祐介の事件譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

遠野春日の作品

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