最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2021年12月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784799328149
感想・レビュー・書評
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1.中田敦彦さんのYOUTUBE大学を観て、これらの技術については知っておかなければならないと思い、読みました。
2.10年ほど前から話題になっている仮想通貨やブロックチェーン、NFTの概要をまとめた本となります。これらの技術によって、銀行口座を持たない途上国の人たちでも通貨をもつことが可能になったり、莫大な手数料を支払う海外送金の手数料が安くなったり、と様々な恩恵を受けることができます。その反面、ネットリテラシーについて意識を高めていかなくてはなりません。本書では、入門書として、上記のトピックがどんな歴史を経て今現在までに至るのか、企業の勢力図はどうなっているのかなどを述べております。
3.正直、それぞれの暗号資産の名称を全て覚えることはできませんでした。しかし、暗号資産は現代ではポートフォリオの一環として担っており、誰でも活用できる資産として成り立っていることはわかりました。
また、ブロックチェーンによる管理体制が現実世界の中央集権型とは全く逆の立場となっておりとても面白いと感じました。それでいて、無法地帯にならないということのすごさを感じました。
この世界では、資本主義経済が現実以上に顕著になっている姿を読んで知ることができました。
私自身、この本を読んだ限りでは、これらの技術を使って何かをしたいと思わなかったため、とりあえず知識だけ持っておくという姿勢でいようと思いますた。今後は、コインチェックやリブラなどのニュースをよく読んでからまた読み直したい一冊だと感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブロックチェーン技術、特にビットコインの技術的な仕組みと最新の状況に関して難しすぎず、かといって大事なところは飛ばしすぎずにとてもよくまとまっていると思う。マイニングが必要となる理由やその課題、それを解決するためのブロックサイズの拡張、L2、サイドチェーン、ペイメントチャネルなどは一通りわかるのでは。
また、リップルやイーサリアムについても必要最低限にバランスよくまとめられた記載内容だと感じた。最近はNFTが注目を集めているが、イーサリアムはまだ可能性を感じる。ETHとETCが分離した経緯や理由はわかりやすいが、ガス代がどのように決まり、この先どうなるのかはここまでくれば教えてほしかった。
記述も独りよがりにならずにわかりやすい。著者はCoinCheckを立ち上げた方だということだが、いろいろと力量が感じられる。
それにしても、暗号資産はずいぶんと値上がりした。こういうときにはついつい思ってしまうが....あのとき買ってればなあ。 -
改訂前のものも読んだが、現在の動向についての記載がアップデートされており、非常に勉強になった。
イーサリアム経済圏についてイマイチ理解がおぼつかない部分が自分自身あったので、本書をスタートに再び学習していきたい -
暗号通貨のざっと知りたいことは書いてあった。一般向け、エンジニア向けではない。
基本的に私は、投資観点で暗号通貨を見ていて、開発からしないが、読んでて面白い技術だなぁと思った。
ポジショントークではあるが、あとがきの爽やかさが好感持てた。 -
「ビットコイン」や「仮想通貨」とは何なのか、なぜ盛り上がっているのかということについて、現在の状況なども含めて網羅的に知ることができた。
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オーディブル2冊目。
耳から読む。耳にそれなりに集中出来る環境じゃないとあたまに残らない。
Voicyは、聞き流せばいい内容が多いのでその調子で聴いてたら勿体ない。
ブロックチェーンの成り立ちなどよく分かる内容だったがもう一度流し聴きしたいと思った。 -
ビットコイン/ブロックチェーン/仮想通過/イーサリアム等、気にはなるものの全然調べたり勉強してこなかった概念を少しは知っておこうと思い手に取った。いまさら聞けないほど古くはないと思うが、サトシナカモトの論文発表からたった10年とかそこらで劇的に世界のデジタル経済を発展させてきたブロックチェーン技術の影響力は計り知れない。まあ、あとは頭でっかちにならず使って体感してみないと分からない領域なのだろうと思った。
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基礎から教えてもらえた
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貨幣価値に不安を覚え、読んでみた。
積立でビットコインを始めてみた。 -
冒頭に "数年前に得た知識なら、一度ブラッシュアップする必要があるのです" とあるように、その必要性を感じていたため手に取った。
ブロックチェーンの仕組みについての解説からその実用例まで、基本的な言葉で分かりやすく書かれていて読みやすかった。
投機的な側面や、その側面につけ込んだ詐欺の事例などばかりが目立つ印象があるが、失敗と改善を重ねながら、少しずつ社会をアップデートしているようすを学ぶことができて良かった。