超訳 自省録 よりよく生きる エッセンシャル版 (ディスカヴァークラシック文庫シリーズ)【「マルクス・アウレリウスの名言」DL特典付き】

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • / ISBN・EAN: 9784799327920

感想・レビュー・書評

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  • 疲れている時にちょうどいいです。
    簡単に読めて、心が整います。

    はじめに
    ローマ皇帝マルクス・アウレリウスと『自省録』について

    が、興味深く且つわかりやすかったので はじめに だけでも読んでみて欲しいです。

  • 人生は短い!

  • 整う!!!

  • 哲学書として活用しました、
    何度か読み返して理解するような内容だと感じました。
    文章は読みやすくなっているので、毛嫌いする必要はないと思います!

  • 読みやすくまとまっていてgood!
    哲学を身近にするという素晴らしいお仕事にリスペクト。今当たり前にあるものがなーーーんにもなかった時代、資本主義ではない時代に生きた賢い人の考えていたことだよ。そりゃ興味深いわな。

    「最大の復讐は、自分自身がその人のようにならないことである」
    最高のお言葉ですこれ。

  • 普段なら読むのを躊躇するような著作でも「これなら読めそう」と思わせるのが超訳の良いところ。
    もっと堅苦しい内容をイメージしていた。
    だけど読んでみると、意外にも現代と通じる部分が多かった。
    本書が“激務のかたわら就寝前につけていた瞑想記録ノート”だと知って、ちょっと身近にすら感じた。

  • いかに自然の流れに従うか、その大切さに説いている人だと思った。マルクス・アウレリウスが自分自身に言い聞かせる文章で、読んでいて勇気や元気がでる。

  • いつの時代も人の悩みはあまり変わらないのかもしれない。

  • 「失われるのは現在のこの一瞬だけだ」
    長命だろうが短命だろうが。

    「美しいものに賞賛はいらない」
    賞賛されようがされまいが、美しいものはそれで完結している。

    「態度とまなざしにすべてが現れる」
    態度と眼差しに現れないといけない。額にはっきりと刻まれていないといけない。

    「自分の心の中の動きに目をこらす」
    他人の心のことが気にならないと言って悲しむものはいない。その逆はどうか。

    「君はなんのために生まれてきたのか?」
    快楽のためか?これをよく考えること。目的を持って生まれてきた。

  • 時は過ぎ去り二度と戻ってこない

    人生最後の仕事であるかのように取り組め

    失われるのは現在のこの一瞬だけだ

    いま、この現在という瞬間だけが重要だ

    すべては一瞬のできごとにすぎない

    この瞬間はあっという間に過去になる

    コントロールできるのは現在だけだ

    「未来でも過去でもない、現在だけがわたしの心を圧迫するのだ。その圧迫だって、それだけを切り離してしまえば、どうでもいいほど小さなものになってしまう。

    人間の一生などほんの一瞬だ

    形あるものも記憶も、すべて消え去ってゆく

    いま存在するものが将来の種子になる

    変化しないものは役に立たない

    まったくあたらしいものなどなにもない

    過去を知れば未来は予見できる

    それぞれ異なるやり方で協同している

    できごとを非難して反対し妨げようとする人もまた、無意識のうちに大いに協同しているのだ。というのも、宇宙はそんな人たちであっても必要としているからだ。

    宇宙ではすべてがつながっている

    人生は短いが世代交代で引き継がれてゆく

    運命がもたらすものを歓迎せよ

    生じることはすべて、宇宙の始まりから宿命として織り込みずみだ。

    運命は処方されている

    私たちもまた名医の処方せんにしたがって、ものごとを受け取ろうではないか。 たとえ「良薬口に苦し」だとしても、

    君の身の上になにが起ころうと、それがはるか永遠の昔から、そうなると定められていたのである。

    理性をもつ動物、つまり人間だけが、納得したうえで自発的に運命にしたがうことができる。それ以外の生き物は、生け贄のブタのように、ただ服従するだけだ。

    世の中に生じることに不思議はない

    自然にしたがって生きよ

    起こることはすべて自然なことだ

    あらゆるものに共通する自然は、耐えられないものを君にもたらしはしないからだ。

    評判など無意味だ

    山頂に一人いるかのように生きよ

    ここで生きようが、かなたの山頂で生きようが、宇宙全体を自分が住んでいる国と考えれば、どこであろうとなんの違いもないではないか。

    ものごとは、あるがままの姿で見ることが重要だ。

    美しいものはみな、それ自体が美しい。賞賛しようがしまいが、それ自体で完結している。

    ほんとうに美しいものは、ほかにはなにも必要としない。

    ものごとがまことしやかな印象をもって立ち現れるときは、横たえて丸裸にし、いかに取るに足らないものかをよく観察し、礼賛することばをすべてはぎとってしまわなくてはならない。

     「内なる精神」より重要なものはない

    心のなかに隠れ家を持て

    いつも考えていることが精神をかたちづくる

    心を乱す原因は自分にある

    いらだちは向こうからやってくるのではない。なんらかの形で君のほうがそこに向かっているのだ。だから、それが善いとか悪いとか判断するのは止めたほうがいい。

    思い込みを捨てよ

    欠点がある人も自分の同族なのだ

    だから、お互い邪魔しあうことは自然に反することになる。

    思い込みを捨てれば不平は消える

    思い込みを消し去れば穏やかになる

    善悪の判断は行動で示される

    自分の力でまっすぐに立て。他人の力で立たせてもらうな。

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