超訳 自省録 よりよく生きる エッセンシャル版 (ディスカヴァークラシック文庫シリーズ)【「マルクス・アウレリウスの名言」DL特典付き】
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2021年11月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784799327920
感想・レビュー・書評
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疲れている時にちょうどいいです。
簡単に読めて、心が整います。
はじめに
ローマ皇帝マルクス・アウレリウスと『自省録』について
が、興味深く且つわかりやすかったので はじめに だけでも読んでみて欲しいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人生は短い!
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整う!!!
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哲学書として活用しました、
何度か読み返して理解するような内容だと感じました。
文章は読みやすくなっているので、毛嫌いする必要はないと思います!
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読みやすくまとまっていてgood!
哲学を身近にするという素晴らしいお仕事にリスペクト。今当たり前にあるものがなーーーんにもなかった時代、資本主義ではない時代に生きた賢い人の考えていたことだよ。そりゃ興味深いわな。
「最大の復讐は、自分自身がその人のようにならないことである」
最高のお言葉ですこれ。 -
普段なら読むのを躊躇するような著作でも「これなら読めそう」と思わせるのが超訳の良いところ。
もっと堅苦しい内容をイメージしていた。
だけど読んでみると、意外にも現代と通じる部分が多かった。
本書が“激務のかたわら就寝前につけていた瞑想記録ノート”だと知って、ちょっと身近にすら感じた。 -
いかに自然の流れに従うか、その大切さに説いている人だと思った。マルクス・アウレリウスが自分自身に言い聞かせる文章で、読んでいて勇気や元気がでる。
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いつの時代も人の悩みはあまり変わらないのかもしれない。
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「失われるのは現在のこの一瞬だけだ」
長命だろうが短命だろうが。
「美しいものに賞賛はいらない」
賞賛されようがされまいが、美しいものはそれで完結している。
「態度とまなざしにすべてが現れる」
態度と眼差しに現れないといけない。額にはっきりと刻まれていないといけない。
「自分の心の中の動きに目をこらす」
他人の心のことが気にならないと言って悲しむものはいない。その逆はどうか。
「君はなんのために生まれてきたのか?」
快楽のためか?これをよく考えること。目的を持って生まれてきた。 -
時は過ぎ去り二度と戻ってこない
人生最後の仕事であるかのように取り組め
失われるのは現在のこの一瞬だけだ
いま、この現在という瞬間だけが重要だ
すべては一瞬のできごとにすぎない
この瞬間はあっという間に過去になる
コントロールできるのは現在だけだ
「未来でも過去でもない、現在だけがわたしの心を圧迫するのだ。その圧迫だって、それだけを切り離してしまえば、どうでもいいほど小さなものになってしまう。
人間の一生などほんの一瞬だ
形あるものも記憶も、すべて消え去ってゆく
いま存在するものが将来の種子になる
変化しないものは役に立たない
まったくあたらしいものなどなにもない
過去を知れば未来は予見できる
それぞれ異なるやり方で協同している
できごとを非難して反対し妨げようとする人もまた、無意識のうちに大いに協同しているのだ。というのも、宇宙はそんな人たちであっても必要としているからだ。
宇宙ではすべてがつながっている
人生は短いが世代交代で引き継がれてゆく
運命がもたらすものを歓迎せよ
生じることはすべて、宇宙の始まりから宿命として織り込みずみだ。
運命は処方されている
私たちもまた名医の処方せんにしたがって、ものごとを受け取ろうではないか。 たとえ「良薬口に苦し」だとしても、
君の身の上になにが起ころうと、それがはるか永遠の昔から、そうなると定められていたのである。
理性をもつ動物、つまり人間だけが、納得したうえで自発的に運命にしたがうことができる。それ以外の生き物は、生け贄のブタのように、ただ服従するだけだ。
世の中に生じることに不思議はない
自然にしたがって生きよ
起こることはすべて自然なことだ
あらゆるものに共通する自然は、耐えられないものを君にもたらしはしないからだ。
評判など無意味だ
山頂に一人いるかのように生きよ
ここで生きようが、かなたの山頂で生きようが、宇宙全体を自分が住んでいる国と考えれば、どこであろうとなんの違いもないではないか。
ものごとは、あるがままの姿で見ることが重要だ。
美しいものはみな、それ自体が美しい。賞賛しようがしまいが、それ自体で完結している。
ほんとうに美しいものは、ほかにはなにも必要としない。
ものごとがまことしやかな印象をもって立ち現れるときは、横たえて丸裸にし、いかに取るに足らないものかをよく観察し、礼賛することばをすべてはぎとってしまわなくてはならない。
「内なる精神」より重要なものはない
心のなかに隠れ家を持て
いつも考えていることが精神をかたちづくる
心を乱す原因は自分にある
いらだちは向こうからやってくるのではない。なんらかの形で君のほうがそこに向かっているのだ。だから、それが善いとか悪いとか判断するのは止めたほうがいい。
思い込みを捨てよ
欠点がある人も自分の同族なのだ
だから、お互い邪魔しあうことは自然に反することになる。
思い込みを捨てれば不平は消える
思い込みを消し去れば穏やかになる
善悪の判断は行動で示される
自分の力でまっすぐに立て。他人の力で立たせてもらうな。