BRAIN DRIVEN ( ブレインドリブン ) パフォーマンスが高まる脳の状態とは
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2020年9月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799326756
感想・レビュー・書評
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この本は、脳について
1 モチベーション
2 ストレス
3 クリエイティビティ
の観点から科学的に掘り下げた実用書です。
「ヒラメキは不意ににやってくる❕」というのは、脳科学的に正しいみたいです。
勉強になりました。
ぜひぜひ読んでみてください詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1年位前に読んだものだが、パラパラと再読。
以前読んだ時にはあまり心に残らなかったが、メタ認知の本質的な意義=「自分をもつ」こと、という言葉が心に響いた。
以前は思いがけずできた1人時間にやりたいことも思い浮かばないし、欲しいものを聞かれても答えられなかった。そんな、自分を持っていない生活だったけど、この本を読んで、『自分で感じ、考え、行動する、自律的な脳』になりたい(戻りたい)と思い、今ではやりたいことばかりで困るくらいに。1年で結構変われたなぁとしみじみ思った。
この本だけで変われたという訳ではないけど、1つのきっかけとなった。私が実践したことは、
☆自分が何をどう感じたのか?を日記に書くこと。
これだけで自分のことが少しずつ分かってきたし、自分の感じ方、考え方、振る舞い方を知ることで自律的な脳に近づけているような気がする。
なんだか脳がフリーズしてるな、集中できないな、と感じている方や他人軸で生きてることに気付いた方にオススメ。 -
自分にはやや難しかったが、
中には
為になる文言が記載されていた。
昔から
アマノジャクで、
脳や心なんかに支配されてたまるか
自分がコントロールするんだ!
という謎のモチベーターがある僕。
ストレスとはどのように感じるか。
メタ認知することの大事さ。
読むことで成長のきっかけにはなるかとおもいます。
再読したい。
いや、するんだ!笑
youtubeで解説されている動画がありました。
内容が纏められていてよく分かりました。
https://youtu.be/-larCILqyWA -
脳構造を理解することで、「自分の心の状態が何故そうなるのか」「それは行動にどう影響するのか」等 をメタ認知し、自分らしい力を発揮しよう(らしく生きよう)という話。
モチベーション、ストレス、クリエイティビティの3つの切り口で構成されている。
ただのHowTo本とは異なる切り口で、脳への歩留まり感が強い。
おすすめ。 -
脳神経科学の観点から、「モチベーション」「ストレス」「クリエイティビティ」に関して取り上げた1冊。
特に「モチベーション」の箇所で、脳が幸せだと感じる状態を実現するための観点がまとめられていた。
例①:モチベーションを点ではなく、システムとして捉える(体調、コンディション、心理がモチベーションの土台)
例②:曖昧・無知を受け入れて、成長する差分と捉えられるようにする
認知の仕方、捉え方を変える重要性は理解できたものの、それを現実に落とし込む(落とし込み続ける)ことは難しいと感じた。 -
無意識でいると、ネガティブな情報に反応したくなったり、ネガティブな方向に考えたりしてしまうという人間の脳の性質を知っておくことで、そうならないために意識的に脳の使い方を自分でコントロールすることが大切だと思った。
モチベーションもストレスもどう付き合っていくかで、人生を豊かにしていけるかどうかが変わってくる。
自分の精神状態を客観的に捉えて、「今はこういう感情で、その原因は〇〇で、だからこうしよう」とコントロールできるようになったら、もっと楽に生きられるのかなと思う。 -
●モチベーション
メタ認知
モチベータ、モチベーションメディエータ、モチベーション(モチベーションメディエータを認知している状態)
神経科学的欲求五段階説、古くからある脳機能、脳の下部の構造がモチベーションとして優先される、健康・睡眠・生活リズム
無意識のモチベーションを転用する、お腹空いたらドーパミン、①欲に気付いて②どこに活用したいのか意識的に誘導する
モチベーショントリガー、イチローや五郎丸のルーティン
ドーパミンとノルアドレナリン
もっと行動したいという快楽を生む(βエンドルフィン系)、もうやめたいというストレスを生む(コルチゾール系)、2つのバランス
心理的危険状態、心理的安全状態、曖昧さを減らす、ゴール設定
●ストレス
ストレスの多様性、みんなそれぞれストレスの感じるポイントは違う、自分のストレスを知ること
ストレッサー(間接的原因)、ストレスメディエータ=心の反応(直接的原因)、ストレス
3つの役割=情報の種類がどのようなものか、記憶力を高める、直感力の一要素
脳の3つのモード
自分の内部環境に気づくための部位がある
ストレス反応をしている状態に気付くこと、ラベリングすること
成功体験のプロセスに潜む失敗やストレス体験をパターン学習すること、成功体験が得られてポジティブ状態の時に失敗の経験と結びつけて「同時に」学習すること→レジリエンス力に
ストレッサーを整理して、どこからストレスを受けているか、
適切なストレス=自分のやりたいことから受けるストレス
避けた方が良いストレス=適切なストレスの逆、、過剰すぎるストレス
ストレッサーを選択する
心理的安全性を生むスキルを持つ
慢性的なストレスを避ける、思い返したり引きずらないこと
★高すぎる予測値・期待値を調整する
超俯瞰する
★1日1分、今日も命があることに感謝する
葛藤も脳にとっては重要な情報、葛藤も俯瞰的に見て葛藤の末に成長があると
●クリエイティビティ -
人の「脳」であり「心」の話。
モチベーション、ストレス、クリエイティビティ、
という、曖昧に感じるものを神経科学の視点から解釈する。
マクロ(脳のどの部位がどんな役割を担うか)視点と、
ミクロ(細胞や分子レベルの活動)視点だけでなく、
時間軸や脳の部位間の連携という視点もある。
単純に、とても面白く読めた。
違和感は新しい発見のチャンス。
偏ったバイアスの強化が進まないよう、違和感を大事にしようと思った。
ビジネスや生活に生かすためには、やはりメタ認知の重要性を強調。
自分の脳で自分の脳を把握しようとするのはムズカシそうだが、
自分の反応を客観的に捉えて自分を知っていく必要があるんだろう。 -
BRAIN DRIVEN
Q.パフォーマンスを最大化するには?
A.モチベーションのあり方が人それぞれ違うことを認識し、メタ認知をすること
どうやったら良いか(How)は本を真似するのではなく自分で考える必要がある
メタ認知が「自分を高める」ために最も大事なもの
お気に入りのマンガのシーンなどを思い浮かべる
独特な作法をすることがモチベーション増加につながる(五郎丸のルーティンのような)
そもそも自分と人のモチベーションのあり方はDNAレベルで異なる
苦しいフェースがあるからこそ、乗り越えた時に「快」の感情が生まれる
自分で自分を追い込んで良いのは、自分自身に優しくできる人
成功体験に紐付けて、失敗した時のことを覚えておく
目標やゴールを目的に合わせて柔軟に変える -
神経科学方面からの脳力向上アプローチ