人類の歴史とAIの未来

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799324622

感想・レビュー・書評

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  • 『ホモ・サピエンス』『ホモ・デウス』の二番煎じ感はややあるものの、超知性誕生後の人間の役回り代替可能性を3パターンにわけて検証しており興味深い(著者自身がAIにポジティブなので完全にニュートラルではないが)。産業革命以降、機能特化した無機体(蒸気や弱いAI)は各分野で人間を凌駕しつつあるが、強いAIであるAGI(Artificial General Intelligence)が生まれたとき、人間の最後の牙城である知性や意識はどう扱われるのだろう?ひいては生命とは何か、生きる意味は何かということに繋がってくる。人間を超越したAIが誕生したら人間はどうなるかの思考実験として読むと面白い。

    本書内で取り上げられている映画『アイ、ロボット』の一幕、人側「ロボットに交響曲が書けるのか?絵画が描けるか?」ロボット側「あなたにはできるのですか?」、人類がいう「人間にしかできないこと」の真実は詭弁なのかもしれない。

  • これは邦題に偽りあり。AI時代の世界の在り方などが綴られているのかと思いきや、機械の定義や、意識を再現出来るのかなど、マインド的な話がメインだった。
    AIが意識を持つのか、と言う事については、いつかは持つのではないかと思う。ただそれは生命体における意識とは違い、学習による意識のようなものが、限りなく意識に近付くのではないかと思う。AIのチャットがよくあるが、あれの進化形の様な物がイメージされる。
    AIに支配されはしないだろうが、AIなしで生活出来ない世の中は、ある意味支配されているのではないだろうか。

  • 未来予測はいま何を信じているかによる

  • 個人的に「1つ」という書き方が大嫌いである。本文も翻訳も微妙によくない。
    https://sessendo.blogspot.com/2022/02/ai.html

  • ふむ

  • AIが仕事を奪うと騒がれる中、本当のAIとは人の脳をそっくりそのまま作られたものである。しかし現在人の脳はまだ解明されていない部分がほとんどであることから、本当のAIができるとは思えない。
    また現代のAIは工場等の環境が整理された状態でしか活躍ができていない。我々が生きる環境は様々な活動の阻害要因があふれていてこれらに対応する人間の能力の素晴らしさに改めて感心させられた。

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