きみが来た場所 Where are you from? Where are you going? (喜多川 泰シリーズ)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799320334

感想・レビュー・書評

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  • あとがき。
    この本を書くことになったきっかけについて、喜多川さんが書かれていた一文があります。いや、ほんとうにそうですね。そのとき、私も幸せを感じていました。
    でも、私たちはそのときの気持ちを忘れてしまっているかもしれません。

    親は子に教える立場ではなかった。
    なぜ子が生まれてきたか。
    結果として子がいて、親になれました。 ← なにいってんだ? でしょ?
    ちがいますよ~

    すごくいい本です。新しくお母さん、お父さんになる方、ぜひ読んでください。

  •  喜多川さんの本、3冊目読了。2冊目でファンになり、今回は一気に読み切りました。大きな感動がありました。
     喜多川さんの本を読むと、勇気づけられます。家族や周囲の人々への感謝の気持ちを抱かせてくれます。私が一番苦手な、行動することの大切さを教えてくれます。

  • 楽に読み進みました。息子に接するのをほんの少し楽にしてもらいました。

  • 命のつながりが、家族の尊さが、毎日の当たり前が、特別に感じて優しい気持ちになりました。

    ものや財、肩書きが子どもを守る訳では無い、親との記憶、思い出が可能性を育てて今を生きる活力になる。

    本当に大切なものとは、幸せとはなにかを改めて考えるきっかけになりました。

  • 長年勤めた会社を辞めて塾をはじめた秀平だが、上手くいっているとは言えない、家庭では2人目の子供がお腹にいる。そんなある日、不思議な雰囲気の店で買ったのど飴を舐めて眠ると、自分のルーツである、祖父や祖母、両親の気持ちを知ることができた…。なんというか深くないというか、いい話なのは分かるけど感動しないというか、刺さらなかった。 みんな純粋すぎちゃってるからかな。

  • 子供から学ぶことが多い。
    そんな本。子供から学ぶこと。
    それは自分にとっても大きなことであり、子供はそういう、役割を持ってる。

    家やお金やものはいらない。
    子どもに教えるべきなとのは、生きる力を養うこと。
    それを教えていくこと。それが大事。

  • 今の自分は親から生まれ、そしてその親もまた祖父母から生まれ・・・。

    ほんの二世代ほど前には今の日本よりももっと大変な時代があった。
    でも、その時代を覚悟を決めて一生懸命生きてきた人達がいた。

    そしてその人達がいたから今の自分がいる。

    今、自分が生きている奇跡を感じられる作品です。
    そして、「今」を悔いなく生きようと思えます。

  • 会社を辞め、子供たちの生きる力を育てる塾を立ち上げた秀平。家族を支えながらも経営がうまくいかず、不安な毎日を過ごしていた。そんなある日、口に入れると「自分の先祖が体験してきたこと」が夢となってあらわれる「ルーツキャンディ」を手に入れる。秀平は祖父たちの生き様、決意、つないできた命の奇跡を知るなかで、これから自分の子として生まれる新しい命と、塾の子供たちに伝えなければならない大切なことに気づいていく。

    「人は、自分の使命に必要なものを全て持って、生まれてくる。」
    その言葉に勇気づけられる。
    大人は、子どもに生きる力を教えてもらう。その通りだと思う。
    子どもが生まれたばかりの人には、ぜひお勧めしたい一冊。

  • ビフォー
    喜多川先生の家族の本ということで楽しみに読みました。家族やご先祖様がいてくれたからということはわかっていたけど、戦後を生き抜いた方のことまでは思っていなかった。

    気付き
    戦争時代のリアルな生活が今が当たり前ではないことに気づいた。1人でも欠けたらワタシはいない。ご先祖様たちが命を繋いでくれたこそ今がある。
    ワタシは当たり前ではない事をもっと感謝しないといけない。

  • ひとつ前に読んだ同じく喜多川さんの「運転者」と通じるものがある。こちらの方がより「家族の絆」「いのちのバトン」に重きが置かれている印象で、たびたび目頭が熱くなった。子どもがいる人には特に刺さる内容だと思う。
    自分にしかできないことは何か?
    日々の暮らしや仕事で忙殺されて心に余裕がなくなってきたときに再読したい1冊。

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著者プロフィール

1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。2005年から作家としての活動を開始。『賢者の書』でデビューする。10年『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』が13万部のベストセラーとなり、映画化、舞台化された。「喜多川ワールド」と呼ばれるその独特の世界観は、小学生から80代まで幅広い年齢層から愛され、その影響力は国内にとどまらず、多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナムでも翻訳出版されている。執筆活動だけではなく、全国各地での講演やセミナーも開催している。主な著書に、『おいべっさんと不思議な母子』『One World』『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』『[文庫]福に憑かれた男』『君と会えたから……』『手紙屋』『株式会社タイムカプセル社』『運転者』等がある。

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