ビジネスマンのための最新「数字力」養成講座 (ディスカヴァー携書)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2016年6月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799319093
感想・レビュー・書評
-
日本名目GDP 約500兆円 (4.5兆ドル)
国家予算 約97兆円
日本人口 約1.27億人
一人当たり3.5万ドル
米国GDP 約18兆ドル
米国人口 約3.2億人
一人当たり 5.6万ドル
中国GDP 約10兆ドル
中国人口 約13億人
一人当たり0.8万ドル
一人当たりが0.3-0.7万ドルでモータリゼーション
世界全体GDP 約72兆ドル
世界人口 約72億人
一人当たり1万ドル
国家予算97兆円分の32兆円は社会保障費(=年金、医療、介護、その他)
そのうち年金は11兆円
+特別会計のから年金56兆円を捻出=給付金
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は140兆円の資産を保有しているが、運用しているのみ。
黒田総裁の異次元緩和によるマネタリーベース(日銀券+民間金融機関が日銀に預ける日銀当座預金)の増加 135兆円→350兆円
国民の金融資産合計 1700兆円
うち、預貯金 900兆円
労働力人口 6600万人
農業人口 200万人
GDP500兆円を買い手側から見ると
家計消費60%
企業投資20%
政府消費20%
外国人(輸出入の差)0%詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
数字力のなさは自覚している。
この本に書いてあるポイントを着実に実施すれば、数字力は上がると思う。
敢えて言うならば、文章が理詰めで書かれていて、感情の部分に響かなかった。
文章から垣間見ることの出来る人間性の部分で惹きこまれなかったことは書いておく。 -
基本的な経済の数値や定義がよくまとまっていたり、実在企業の財務諸表を分析してみたり、とても分かりやすい本でした。オススメします。
---
はじめに
数字力
1.具体化力 数字を具体的に把握する
2.関連づけ力 数字と数字を関連づける
3.目標達成力 数字をコントロールし、作る
第1章 数字が見えると、世の中が見える
世界全体のGDP 72兆ドル、人口72億人
日本は4.5兆ドル、人口1億3000万人
名目GDPはここ20年以上ほとんど伸びていない
日本の国家予算は約97兆円
労働力人口6600万人
第2章 基本的な経済の数字と定義を知る
GDP=家計+企業+政府+(輸出-輸入)
一人当たり平均給与415万円
財政赤字の残高が1000兆円超え
第3章 基本的な会計の数字と定義を知る
会計制度が異なれば利益が変わる
日本式、米国式、IFRS、日本版IFRS
経営分析
1.流動比率(流動資産÷流動負債) 120%↑
2.自己資本比率(純資産÷資産) 10〜20%
3.手元流動性(現預金等÷月商) 1ヶ月分
キャッシュフロー
営業活動、財務活動、投資活動
第4章 数字の見方 4つの基本
万×万=億、億×万=兆
中央値は平均値より実情を表す場合がある
最頻値は階級分けした時に最も多く標本がある
第5章 数字力を鍛える11の習慣
新聞一面と大きな記事のリード文は読むべき
数字で示されると鵜呑みにするので注意
月曜日の日経新聞の景気指標に注目 -
はい…仰るとおりです…すいません…
日本の人口ぐらいはわかってないと、と反省した -
日経月曜版の景気の数値を読むようにしたいと思います。
-
数字が分かれば世の中が分かるというキャッチコピー通りの内容だったと思う。最初にベースとなる知識について学習し、その後に実際の企業の決算書を用いて企業の評価をするといったインプットとアウトプットが出来る本だった。
レベルとしては経済知識がある程度ある人向けだと思う。 -
数字のストックを増やしたい
-
訓練すれば数字が読めるようになる。
-
当たり前のことだが全体に占める割合を考えることの重要性をおもいださせてくれた。オリンピックの建設費用のはなしでは、当時私も2500億円という数字に圧倒されたが日本の公共事業に年間予算が6兆円であることを考えると想像していたよりは大きな額ではない。マスコミにおどらされるのではなく、きちんと自分で判断できるようにしなくては。そのためにも以下の2つの公式はきちんと押さえておきたい。
億×万=兆、万×万=億