コンサル一〇〇年史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2015年1月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799315910
作品紹介・あらすじ
何のためにコンサルは存在し、何をもたらしてきたのか?世界の企業・政府に影響を及ぼし続ける強大な力の正体とは?経営コンサル100年の歴史を一気読み!
感想・レビュー・書評
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コンサルティング業界って隠された世界だし、まだ自分の理解がない部分も多くあると感じたため読んだ。
色々読んだけどまだコンサルティングファームが提供する真の価値みたいなところは理解できてない気がする。事業会社の人でコンサルを絶賛してる人は出会ったことないし。
一方で世界的にコンサルの市場規模が伸長し続け、8割以上のクライアント企業が引き続きコンサルを雇いたいと言っていることは事実。
今後のコンサル業界の流れとしてファームの大規模化と中小ファームの淘汰が起こるだろう。また、コンサルタントはコモディティ化しており、その中でどのように差別化を図るかが「コンサルタント」としてサバイブする鍵となるだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「経営コンサル」という一見要点を掴みづらい職業について、その歴史から実務に渡ってフォーカスした良本。
20世紀初頭のテイラー主義に始まり、マッキンゼーの誕生、グレイヘア・コンサルティングからファクトベース・コンサルティングへの転換、IT系ファームや会計事務所系ファームの台頭など、100年に渡ってコンサル業界の歴史を辿る内容は純粋に面白かった。
コンサルの成り立ちや日本市場の動向に加え、実際のプロジェクト事例も掲載されているが、これもまたコンサルのやりがいと難しさを裏に感じ取れる楽しい内容だった。
そして最後にはコンサル業界に変革を訴える熱いメッセージも込められている。クライアントの使い方が悪いと口にする一部のコンサルもいるが、実績が出ないなら自責するべきである。自分の話に耳を傾けてくれる人に対し、全身全霊でぶつかって情熱を燃やしきれているか。この問は忘れてはいけないと感じた。 -
コンサルって、もっとすごいことをやっている人かとおもっていました。ドラッカーとか。
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コンサルティングの読み物として興味深い。採用試験の話などは秀逸。
本書で転載してある実務書、就活や転職の実用書である日本実業出版社『コンサルティングの基本』のほうが実用的なので、そちらも読んでほしい。 -
仕事で必要な知識として購入した。
業界についての知識がほぼゼロの状態だったためスタートの歴史からの内容に満足できた。 -
コンサルティング業界の歴史と実際のプロジェクトのリアルな動きがわかる本
会計事務所BIG4がなぜコンサルBIG4になのか?もわかってホクホク
(会計業務のIT化から派生してソリューション提供をしていたため) -
コンサルうさんくせえ
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コンサルの歴史や働き方を知り、プロジェクトのイメージが掴めるので、コンサルへの就職を目指すタイミングで読むと良い。
ただし、後半のコンサルに求められる変革は、いま働く人にとって示唆が多い。 -
就活本かな。