灰原くんの強くて青春ニューゲーム 1 (HJ文庫)

著者 :
  • ホビージャパン
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本棚登録 : 105
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798626802

作品紹介・あらすじ

大学4年生→高校入学直前にタイムリープ!?

高校デビューに失敗し、灰色の高校時代を経て大学4年となった青年・灰原夏希。社会人目前だった彼はある日突然、7年前――高校入学直前まで時を遡っていた!!
後悔しかなかった高校生活の「やり直し」の機会を得た夏希は、過去の経験を活かして見事クラスカースト最上位な美男美女6人グループの一員となることに成功!
しかもそこにはかつて片思いしていた美少女・陽花里の姿もあって……!?
無自覚ハイスペック青年が2度目の青春をリアルにやり直す、強くてニューゲーム学園ラブコメ!

感想・レビュー・書評

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  • 灰原くんの強くて青春ニューゲーム(1)(HJ文庫)
    著作者:雨宮和希
    発行者:ボビージャパン
    タイムライン
    http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
    facecollabo home Booklog
    https://facecollabo.jimdofree.com/
    ライトノーベル作家シナリオライター。代表作に「転生勇者の成り上がり」「支援術師の迷宮探索記」などがある。

  • 【BW】灰色の高校生活を経て大学4年生になった夏希が、ある日突然7年前の高校入学直前に戻るところから始まる青春やり直しストーリーでした。これは面白い。7年間の経験をフルに活かして無双していくのだけど、夏希が驕らずにしっかり努力をしているのが良い。一方その謙虚さは、自分なんて…というネガティブな性格の発露ですが、それに気付かされて一皮剥ける展開にグッときました。恋愛要素もあるけれど、ラブコメというより友人どうしの『友情』に焦点を当てた青春物語色が強い今回でした。続きがとても楽しみな期待の新シリーズです。

  • 「灰色だった高校生活をやり直したい」
    そんな想いを抱えていた夏希が、高校に入学する頃にタイムリープしたことから始まる青春ラブコメ。
    最初は淡々と学校生活が紡がれるだけの物語が続いていて新鮮さを感じませんでしたが、バスケを行うスポーツシーンや、喫茶店でバイトをする話が挟み込まれて、最終的には夏希が憧れていた相手である竜也と本音でぶつかり合う関係性にまで発展するという流れに目が離せませんでした。
    陽キャを完璧に演じようとしたが故に、皆と深い関係になれなかった夏希が、自分の弱みを見せることで皆と「本当の友達になる」という結末に、大変満足することができました。

  • 過去に公開をもっていて、ある日高校生に転成する
    最も俺がやりたいことNo1かも
    でも俺が戻りたいのは幼稚園児
    というのは冗談として、過去を後悔している人間はこれほど強くなれるのか?という一冊。
    文章も軽妙で、どんどん主人公やヒロインズを魅力的に描かせるのはお見事
    でも、こういう俺Tueeeハーレム物ってみんな主人公に憧れるものだから、その恋愛感情に心にズキズキ来るところもあって、なかなかすんなりはいかないものなのが辛いなぁ。

  • 高校3年間、高校デビューに失敗し続けて、灰色の青春ライフを送った主人公ぎタイムリープして強キャラとして再び学校生活を楽しもうという物語です。全体的に面白かったですが、いくらなんでも主人公は鈍感すぎなのではと思いましたね。リープする前はデブ陰キャオタクという設定なのでこんなラブコメの定石的展開に対して無反応すきだと感じました。まぁこれから話を通してそういった所も色んな出来事を得て成長していくのでしょうけど… 次巻も読んでみようと思います
    どのキャラも魅力的でいいですね。七瀬ちゃんは個人的好きなキャラです 表面上はクールっぽいけど実はちょっとおちゃめで可愛い面などもあってそのギャップがキャラの良さを引き出していると感じました‼️

  • 先行するタイトルや昨今の流行を分析し、なぞりつつも、物語の中でそれらに対するカウンターも用意しておく……という形で、善くも悪くも「読み進めさせる作り」になっていて、退屈しない作品ではありました。

    ただ、文章の中で、「他人の人格を否定するときに使われる言葉」がこれ見よがしな文脈で繰り返し使われているのが、やっぱり気になってしまいますね。
    それ自体が今のトレンドであることも確かで、分析によって持ち込まれた要素なのかも知れませんが、主人公の(歪なりにも目指すもののある)青春を肯定しようとする物語が、誰かを傷つけかねない攻撃的な言葉を覚悟なく使っている(ように見える)ことは、好意的にばかり受け止めるわけにはいかないかなぁと思うのです。

    いや、まあ、若い読者に向けて書かれた作品に対する年寄りの戯れ言なんですけども……。

  • 補欠でもバスケを続けたこと、料理を練習したこと、一人カラオケで練習したこと、タイムリープしてからも自分を変えるために努力をしたこと。偉すぎる。タイムリープ前は辛い日々を過ごしてきたけど報われてよかった。

  • 大4→高1へコナンくんした陰キャ主人公灰原くんが、陽キャラを偽装して虹色青春を目指す、俺TUEEE青春物語。私みたいな、卑屈思考かつ陽キャラになりたかった人にオススメ。黒歴史を巧妙に抉られたぜ。。。ラブコメとしても面白くてオススメ。

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