GitLabに学ぶ 世界最先端のリモート組織のつくりかた ドキュメントの活用でオフィスなしでも最大の成果を出すグローバル企業のしくみ

著者 :
  • 翔泳社
4.20
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本棚登録 : 387
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798179421

作品紹介・あらすじ

世界最大のリモート組織が実践する徹底したドキュメント化の手法本書では世界最先端のリモート組織を実現するためのノウハウを、GitLab社が公開している「GitLab Handbook」をベースにしながら解説していきます。GitLab社とは?・世界67カ国以上に従業員2,000名以上・自社オフィスを持たない「世界最大のオールリモートカンパニー」・リモートワークのための方法論やカルチャーを「GitLab Handbook」として公開・リモートワークの方法だけでなく評価、給料の決め方、部門ごとの仕事の進め方など、社員として必要な知識をすべて支えるドキュメント文化が浸透著者は、GitLab社の取り組みをもとに、自社をオフィスを持たない完全フルリモート化企業とする取り組みの中心に立ってきました。その際、GitLab社の各種マニュアルを翻訳し、日本企業に合う形で自社向けのマニュアルを作成。GitLab社のマニュアルは膨大であり、いきなりこれらすべてを読み解くのはハードルが高いため、本書では以下の構成にまとめ、各施策の背景まで理解しやすいように整理しています。・世界最先端といわれるリモート組織の実態やメリットなどの概要説明・世界最先端のリモート組織への移行プロセス、発生する問題への対処法・リモート組織が円滑に機能するためのカルチャーの醸成方法・パフォーマンスを上げるための人事制度・業務ルール設計いずれも著者自身が実践してきたものなので、多くの企業にとっても再現性が高いものばかりです。【目次】(抜粋)第1部 リモート組織のメリットを読み解く第1章 世界最大のリモート組織「GitLab」第2章 リモート組織によって得られるメリット第2部 世界最先端のリモート組織へ移行するためのプロセス第3章 リモート組織を構築するためのプロセス第4章 リモートワークで発生問題と対策第3部 GitLabが実践する組織を活性化させるカルチャー醸成法第5章 カルチャーはバリューによって醸成される第6章 コミュニケーションのルール第4部 GitLabが成果を出すために実践している人事制度や業務ルール第12章 コンディショニングを実現する第13章 L&Dを活用してパフォーマンスとエンゲージメントを向上させる

感想・レビュー・書評

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  • オンラインで企業を運用していく上での秘訣

    実際のGitLab Handbookは、しっかりしてる〜という反面情報過多ではという気もするが、本書は使える部分がまとまっていて有用

  • 自身が所属している会社もフルリモート、フルフレックスであり、自組織で実践できる内容があればと思い読んでみた。

    「オフィスありきではなく、リモートありきで考えるという発想の転換こそが最先端のリモート組織を構築する上で避けられない視点」

    を根底としつつ、

    「カルチャーマッチによる採用ではなく、バリューマッチの採用を行う」
    「すべての会議はプロポーザル(提案)のレビューであるべき」
    「フィードバックをする際には"SBIモデル"を活用する。SBIモデルとは"状況-振る舞い-影響"を組み合わせて伝える」

    上記のような、根底の視点を実現するために必要な要素が記載されており、本書を通じて知見を得るだけでなく、実践するためにはどのように進めると良いかまで具体で落とし込まれている点がとてもありがたい。

    リモート、オフィス出社、どちらであったとしても実践できる内容だと感じたので、自組織でも取り入れていこうと思った。

  • 「カルチャーマッチで採用を行っている企業はグローバルのトレンドからはすでに後れをとっています」というのがすごくいい

  • 自社オフィスを持たない世界最大のオールリモートカンパニーの話。全社員が目にする場所で気軽に感謝が行われているような状況を維持するとは素敵なことだと思う。人格ではなく、仕事を基準にして話すことは、言いにくい指摘事項を相手を傷つけず伝えられて良いと思う。早速明日から実行したい。

  • リモートワーク中心組織に移行した(転職した)ので読んだ。文化的多様性もあるのでレベル高いなーと。プレイブックとして勉強になりました。

  • リモートワークで全てドキュメント、テキストでやり取りて完結させているそのノウハウがもっと書かれているかと思ったが、もっと会社全体、人事的取り組みといった感じの内容であった。

  • 中々に面白いし、マネージャーになると組織のことを考えなければならなくなるので、良い勉強にもなったかな。フルリモート環境でのノウハウというか、考え方も色々書かれているし、一度は読んでみてもいいかも。

  • 現在リモートワークを問題なく行えているが、なにか今の状況をよくする方法があればいいなと思って読み出した。
    半分くらいしか読めてませんが、別の本が気になってるので一旦中断。
    感想は簡単に言うと以下3点かなと思った。
    ・ルールはドキュメント化する
    ・ドキュメント化したルールを徹底する
    ・仕事以外での同期的なコミュニケーションも大切にする

    今からリモートに本格的に取り組む方、リモートのルールでなにか悩んでいる方が主に対象になるかなと思った。
    仕事の中で仕事の内容のコミュニケーションを取るのは大切だがプライベートでのインフォーマルコミュニケーションも大切にしたいと改めて思った。(組織での存在意義を感じることでパフォーマンスが上がるという論文があるみたい。)

  • リモートワークをするなら気合、ではなく仕組み作りが重要。上手くいかない、と思ってたことが「これやったらいいのでは」ということを文書化してくれてました。

  • 1/31 中断
    今の仕事環境やポジションとはあまりにかけ離れて、実感が持てなかったため。
    また、他の本に興味が湧いたたため。
    ただ、内容への興味はあるため、後日読みたいと思う。

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