作るもの・作る人・作り方から学ぶ 採用・人事担当者のためのITエンジニアリングの基本がわかる本

  • 翔泳社
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感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798165318

作品紹介・あらすじ

採用業務で使用するITエンジニアリングの知識に限定して解説

本書は、採用に必要な技術用語を解説したITエンジニアリングの教科書です。
エンジニアリング知識の全体感がつかめ、関係を理解でき、
採用業務に使えるようになることを目指しました。
本書では複数の採用サービスから出現数の多い用語を選定し、
「採用のためのエンジニアリング知識」に絞って紹介しています。
また多数の採用コラムや考え方をあわせて紹介していきます。

●自社にマッチした人材が見極められるようになる
ベースとなるエンジニアリング知識がなければ、
経験も知見も豊富な採用担当者でも適切な採用活動ができないということは、
読者の皆さまが一番おわかりになるはずです。
一方で、採用担当者がゼロからエンジニアリング知識を身に付けるのは非常に難しいともいえます。
世の中にはエンジニアになるための学習コンテンツはたくさんありますが、
採用担当者のための学習コンテンツはほとんどないからです。
そのため、本書ではエンジニア採用に必要な知識に焦点を当てて解説することで、
効率的にエンジニア採用に必要な知識を学習できるようになっています。
本書の内容をマスターすることで、
「エンジニアの候補者と円滑にコミュニケーションがとれるようになる」「自社に必要なエンジニアを定義できる」
「数多くの候補者の中から自社にマッチしたエンジニアを見極められる」といった状態が達成できます。

●本書を読むことで得られる成果
・採用要件が作れるようになる
・社内エンジニアに自社の技術について質問ができるようになる
・指示された用語から類推した用語で採用サービスの検索などができる
・経歴だけでなく実際の記事などから技術に言及したスカウトが書ける
・他社と比較し技術的な採用広報や求人が書ける
・エンジニアからのフィードバックが理解でき、書類選考の精度が上がる

●本書の構成
第1章 なぜエンジニアリングを学習する必要があるのか?
第2章 作るものから学ぶ
第3章 作る人から学ぶ
第4章 作り方から学ぶ
第5章 エンジニアリング知識を採用業務に応用する
第6章 学びを深め、学び続けるために

感想・レビュー・書評

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  • IT企業における、採用担当者向けの本。全文無料公開されているので読んでみた。
    作るもの(プログラミング言語やデータベース等)、作る人(フロントサイドエンジニアやプロジェクトマネージャー等)、作り方(要件定義やアジャイル、バージョン管理システム等)について、ITの技術者を採用するうえで覚えておきたいと思う用語を分かりやすく書かれてあるように思った。
    未経験歓迎とかならともかく、自社のプロジェクトにそった技術者を採用するうえでは、こういう知識も必要になってくるのだろうなと思った。IT企業の採用担当者には読んでほしいと思う。
    CTOという役職はよく聞くけど、VPoE(Vice President of Engineering)という役職は初めて知った。CTOが会社の技術的な最高責任者なのにたいし、VPoEはエンジニア組織のマネジメントの最高責任者だそう。なんだかややこしいのだけど、ようは技術的な知識だけでなく、マネジメントの能力も求められるということかな(CTOが求められないということはないだろうけど)。どちらの役職もある会社ってあるのだろうか。
    後、カジュアル面談というのはよく聞くけど、「選考を前提としない候補者と社員との面談のこと」という意味だというのを初めて知った。てっきり、カジュアル服でもOKな面接(選考の場)のことなのかと。
    SNSを利用した採用活動の、ソーシャルリクルーティングというそうだけど、いろいろ取り組んでいる会社はあるんだなぁ。うちの会社はどうしてるのだろうか(LINEを利用した採用活動はしているそうだけど)。

  • 星を10個つけたい。
    理由は、ITエンジニアリングの技術用語と立ち位置、全体を理解することにむっちゃわかりやすいからです。

    採用・人事担当者のための、とありますが、これからITスキルを学んでみたい人にも、オススメです。

  • 非エンジニアのエンジニア採用の学び方。
    作りとして満点。
    過不足なく手法として現代では必要な採用CXがまとまっている。
    古い技術も歴史の潮流と捉えると網羅されている。
    加えて自分で勉強しよう調べようとなるヒントもたくさん。
    採用CXを実践した身としてはエンジニアとのコミュニケーションと支援が必要なので
    ここに記載されている点は納得できる。
    エンジニア採用の王道。

  • 人事にとって必要なエンジニアリング知識が網羅できる良書。

  • これ一冊で丸ごと分かるので、効率が良い
    採用だけじゃなく、エンジニアという仕事そのものの理解や知識が増える。エンジニアと仕事で関わる人なら読んでて損はない。

  • エンジニア採用に関わる人のための本。
    採用に必要な言語、フレームワーク、職種、何と何が近いのか、採用要件で押さえておくべきポイントなど。実際にコードを書いていなくても全体像がわかるので嬉しい。

  • 文系向けのエンジニアリング書として秀逸でした。詳しすぎない範囲で、技術用語を体系的に学べるので、エンジニアと会話するための手引きとして有用だと思いました。非エンジニアとしてどこまで知っておけば良いのか?の線引きを明確にしてくれている点も良かったです。

  • 非エンジニアがエンジニアを採用する際に最低限必要な情報、知っておくと良い情報が網羅的に書かれている。
    採用のイメージが深まった。

  • Web系エンジニア採用を進める上で、基本的な用語などは網羅されている。
    あとは、自社ごとの開発環境に沿った知識を上乗せしていけばよさそう。

  • エンジニア・人事採用未経験の私にとって、言語やエンジニアの種類等について整理するのみとても役に立ちました。

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