SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】 スクラムチームではじめるアジャイル開発
- 翔泳社 (2020年5月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798163680
作品紹介・あらすじ
“はじめて「スクラム」をやることになったら読む本”が7年ぶりに増補改訂!
近年、より複雑化しているプロダクト開発をチームでうまく進めていく手法として、
世界中で注目されている「スクラム」。実際の開発現場にどう適用すればよいのかを、
とにかくわかりやすく解説しています。
・理論だけで終わらない“実践”の手引き
・架空の開発現場を題材に、実際のプラクティスを詳しく解説!
増補改訂では、初版以降のスクラムのルールの変更を踏まえて、用語や説明の変更、
最近の開発現場に向けた追補など、全面的な見直しを行っています。
・スクラムガイド2017年版に対応
・スクラムを実践しているチームの実情にあわせて更新
・開発現場の風景を更新
・プロダクトをより意識できるように修正
・コラムを全面刷新
これからスクラムをはじめたい人はもちろん、スクラムを導入してみたけどなんだか
上手くいかないなぁ……と思っている方にぜひ手にとっていただきたい一冊です。
【本書の概要】
はじめまして‼
今回、ひょんなことからスクラムマスターをまかされた「ボク」です。
スクラムの開発を進めることになったんだけど、僕も組織もはじめてで心細いな……。
スクラムについてまだ何もわかっていないので、この本を参考にしようと思っています。
おおまかな内容は、次のようになっているんだって。
●基礎編
スクラムの全体像と決められているルールについて説明する。
●実践編
架空の開発現場を題材に、開発が始まるときから時系列に
スクラムではどう進めていくのかを説明する。
なるほど。
それでは、ボクと一緒にこの本でスクラムとはどういったものなのかを学んでいこう!
感想・レビュー・書評
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スクラム完全に理解した。
一部が漫画だが、それが読みづらい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ようやく全体像を理解できた!
アジャイルって短期間に成果を出すためにきつくて首締めてるイメージが強かったけど、無理しないプランニングを立ててその通りにまわすのね。
すぐにはこのようにはできないだろうけど、見積もり概算やPO役、インセプションデッキで共通認識をしておくことなど、今すぐにでもトライできること、考え方を少し近づけて変えてみることができそう。
327冊目読了。
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読んだ。スクラム一冊目としては最高だと思う。これを読めば簡単にできるという訳では全然ないけど。
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実践編が充実しており、初期知識習得の読物としてとーってもわかりやすかったです。マンガつきでキャッチーですし。
個人的には、プロダクトバックログで管理する粒度と、スプリントプランニングでのやることが具合的にイメージできて有益でした。 -
スクラムについて一部漫画で解説した本。期間限定無料公開ということで読んでみた。
ただ、どうにも抽象的な感じでいまいちメリットがわからなかった。結局、最後には残業してるから効率化できるというわけではないようだし。朝会は、スクラムにかぎらずやってるプロジェクトは多いだろうし。
後、なにより漫画のコマ割りが分かりづらい。どの順番に読めばいいのか分かりづらいところもあったし、中には下に書いてあるセリフのほうが先に発せられた言葉いうこともあって、分かりづらかい。漫画はオマケなのかもしれないけど、もう少し分かりやすくしてほしかったところ。
なお、スクラムは「私はここまでしか担当しません」と言わずにみんなで協力することを求めているらしい。これって、アメリカでもそうなんだろうか。アメリカでは自分の担当範囲外の仕事はやらないというイメージがあるのだけど(そもそも、アメリカでスクラム開発をやってるか分からないけど)。 -
一冊でスクラムの流れを把握することができる本。
漫画によるストーリーも入っていて読みやすい。
入門としてはベストな本だと思った。 -
スクラム開発について基本的なところは抑えられていると考える。
経験がないためわからないが、FAQみたいなのも載っていてそれに対する対策も載っていてわかりやすいと思った。読んでいくうちに疑問点もでてきたため個別で調べて解決したい。 -
スクラムに関することをサッとわかりやすく読むことができた良書でした。実務と照らし合わせながら見ていくと面白かったです。
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アジャイル開発に関してはアジャイルサムライを読んでざっくり理解して普段から行なっていたが、各役割の名前、各イベントの名前などは抜け落ちていたので改めて把握するいい機会になった。
また、開発メンバーへの教育に関しても考えさせられるいい書だった。
機能要望と実際のメンバーの力量や残工数のバランス取りが難しいなーと感じていたが、
本書で言われている、プロダクトオーナー兼スクラムマスターはあまり良くないという状況にまさに合致していることに気がつかされた。
メンバーの設計力や俯瞰力を考えるとなかなか任せにくい状況なのだが、なんとかスクラムマスターとして動ける人を育てられるようにしたい。
また、自分のチームを振り返ると、自己組織化されたチームにはできていない。
全員に心構えやどういうチームにしていきたいかを発信していけると良さそうだと感じた。