達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへ
- 翔泳社 (2018年10月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798157825
作品紹介・あらすじ
SQLを扱うエンジニア必携のロングセラー、10年ぶりの改訂!
――SQLの正しい書き方・考え方が学べる本
開発者のためのWebマガジン「CodeZine」の人気連載を大幅加筆・修正して2008年に刊行、好評を博した『達人に学ぶSQL徹底指南書』の改訂・第2版です。
第2版では、初版構成を生かしつつ、サンプルコード・解説の見直しと最新化を行ない、CASE式、ウィンドウ関数、外部結合、HAVING句、EXISTS述語など、SQLを扱うエンジニアに必要な「正しい書き方・考え方」「ビッグデータ時代に対応したモダンなSQL機能を駆使した書き方」を徹底解説します。
標準SQL準拠のため、Oracle/SQL Server/DB2/PostgreSQL/MySQL等々の幅広いデータベースに対応しているほか、実際の開発現場でも活かしやすい実践的なコーディング事例も多数紹介しています。
チューニングテクニックやリレーショナルデータベースの歴史なども網羅。
SQLの原理となっている仕組みや、この言語を作った人々が何を考えて現在のような形にしたのか、というバックグラウンドも掘り起こして伝えます。
・脱初級や、より高みを目指したいDBエンジニア、プログラマ
・「SQLとは何なのか」を知りたいと思っている人
におすすめの一冊です。
感想・レビュー・書評
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SQLの基礎本は本当に基礎(使い方程度)しか書いていないものが多くあまり理解が進まないなぁと思うこと約10年、ついにこの本と出会いました。
多少頭は使わないといけないですが、実務経験ゼロながらも数十行規模のSQL程度なら考えられるくらいにはなれました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第一部はSQL初心者からステップアップするのにちょうど良いお題がずらりと並んでいる。EXISTS句やウィンドウ関数、クエリ速度の話など、実務で必須だが、体系的にはあまり纏まっていない部分がしっかり言語化されており参考になる。
第二部は著者のお気持ち表明な部分も多いが、言いたいことは非常にわかるので読み物として普通に面白い。 -
基礎の内容が基盤として勉強出来ました。
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技術的なところの理解はかなり難しかったが、作者さんがお茶目で、技術以外の部分も楽しめた
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本の前半はSQLのテクニック、後半はSQLの裏側をまとめた本
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難しかった。
前半は中級者向けのSQLのテクニック。内部の処理についても言及があり、SQLをより深く理解できた。ただ、外部結合や相関サブクエリを使った例に、一部よく理解できないものがあった。また、可読性やデバッグ・テストのしやすさを考えれば、パフォーマンスの許す限りSQLで複雑な処理はしない方が良いなと思った。
後半はSQL・RDBMSの成り立ちや仕様について。やや飛ばし読みしたが、どう考えれば手続き型言語と違う発想ができるかの7箇条は具体的で参考になった。 -
方言が多いと言われるSQLの中で、標準から特有の構文まで広くカバーしており、信頼できる一冊。
SQLのアドレスを排除した話や行の順序の話など、著者の造詣の深さが伺える部分がちょくちょくあるのだが、なんというか独特の癖がある節がいくつかある。
ただ「方言」については、すべてを網羅的にカバーしているわけではないし、掘り下げているという事もなく、あくまで標準に近い範囲に絞っている。方言が多すぎるというのもあるだろうけど。
初心者には向かないかも知れない。 -
請求記号 007.64/Mi 24
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過去に第1版も読んだが、第2版では最新のSQL仕様に対応して全面的に見直したようだ。
学んだことは下の3つ。
CASE式は便利。
「WHERE句で条件分岐させるのは素人のやること。プロはSELECT句で分岐させる」とのこと。
WINDOW関数を使え。
相関サブクエリは過去の技術。WINDOW関数で代用可能。
これによりパフォーマンスは断然よくなる。
EXISTSはパフォーマンスが高いよ。