- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798157207
作品紹介・あらすじ
攻撃や対策、組織体制も徹底図解
確かな知識がつく「使える教科書」
【本書のポイント】
・解説とイラストがセットで理解しやすい
・考え方から技術、運用方法までを網羅
・キーワードから知りたい項目を調べやすい
・管理者にも開発者にも役立つ基本がわかる
【内容紹介】
企業におけるセキュリティでは、小さなことでも普段から気づいたことを
少しずつ改善していく、その積み重ねが大切です。
そこで、本書では見開きで1つのテーマを取り上げ、
図解を交えて解説しています。
最初から順に読んで体系的な知識を得るのはもちろん、
気になるテーマやキーワードに注目する読み方でも
参考になりやすいように配慮しました。
【目次(抜粋)】
●第1章 セキュリティの基本的な考え方 ~分類して考える~
1-1 攻撃者の目的 ~愉快犯、金銭奪取、ハクティビズム、サイバーテロ~
1-2 セキュリティに必要な考え方 ~情報資産、脅威、リスク~
●第2章 ネットワークを狙った攻撃 ~招かれざる訪問者~
2-1 データの盗み見 ~盗聴~
2-2 データの信頼性を脅かす攻撃 ~改ざん~
●第3章 ウイルスとスパイウェア ~感染からパンデミックへ~
3-1 マルウェアの種類 ~ウイルス、ワーム、トロイの木馬~
3-2 ウイルス対策の定番 ~ウイルス対策ソフトの導入、ウイルス定義ファイルの更新~
●第4章 脆弱性への対応 ~不備を狙った攻撃~
4-1 ソフトウェアの欠陥の分類 ~不具合、脆弱性、セキュリティホール~
4-2 脆弱性に対応する ~修正プログラム、セキュリティパッチ~
●第5章 暗号/署名/証明書とは ~秘密を守る技術~
5-1 暗号の歴史 ~古典暗号、現代暗号~
5-2 高速な暗号方式 ~共通鍵暗号~
●第6章 組織的な対応 ~環境の変化に対応する~
6-1 組織の方針を決める ~情報セキュリティポリシー、プライバシーポリシー~
6-2 セキュリティにおける改善活動 ~ISMS、PDCAサイクル~
●第7章 セキュリティ関連の法律・ルールなど ~知らなかったでは済まされない~
7-1 個人情報の取り扱いルール ~個人情報保護法~
7-2 個人情報の利活用 ~オプトイン、オプトアウト、第三者提供、匿名化手法~
など
感想・レビュー・書評
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セキュリティに関する基本を網羅的に学ぶことができる良書。セキュリティの基本を扱う本を相対的に比較して、扱う構成と概念図の分かりやすさから本書が優れているように思う。はじめの一冊として最適。
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【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/567209 -
目次にキーワードが羅列されているのがポイント高い。考え方や法律もあるのでセキュリティについての視野が広がる。
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享保セキュリティについて、俯瞰的・網羅的に理解できる。初心者がこれから学ぶのには、おすすめの本。組織で情報セキュリティに携わっている人は、このくらいは抑えておかないといけない。
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1,4,5章は身近な話題も多かったので読んでおいて良かった。
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わかりやすく短い言葉で解説した良本。
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期間眼底で全文無料公開されていたので読んでみた。
セキュリティの基本的知識について分かりやすくまとめられた本。
基本的なことが多いので、ほとんど知っているか聞いたことがあることばかりだったけど、この程度の知識は念頭においたうえで仕事をしていったほうがいいのだろうなと思った。
日本人向けのサイトならCAPTCHAは、日本語にしたら日本人にはすぐ分かるし、AIには難しいと思うのだけど、日本語のCAPTCHAってないのだろうか。複数の写真から選択するCAPTCHAとか、微妙なものが多いので本当分かりづらい。
後、IPアドレスの偽装するIPスプーフィングというのは、いったいどういう状況なのだろうと思った。原理的になりすましができなくはないというのは分かるのだけど、IPアドレスを書き換えてたら自分のところには返ってこないと思うのだけど、そんなことはないのだろうか。
日本でのネット検閲は、日本国憲法第21条によりしてはいけないということを初めて知った。とあるサイトが、ワンクリック詐欺などの悪質なサイトと分かっていても、プロバイダ側でアクセスできないようにはじいてはダメということか。 -
図がお多めで分かりやすい。
基本情報技術者や情報セキュリティマネジメントを受ける人にもいい本。
少しではあるがパソコンを使った具体例などが良かった。 -
セキュリティについて、わかりやすくまとめられている