外資系金融マンがわが子に教えたい「お金」と「投資」の本当の話

著者 :
  • 翔泳社
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本棚登録 : 179
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798130903

作品紹介・あらすじ

本書は、現役の外資系金融マンである著者が、「自分の子供に教えておきたいお金の話」をまとめた書籍です。景気の不安定さもあり、「コツコツ貯金をすることが最も堅実」という昔ながらの考え方は、もはや通用しなくなっています。それよりも、幼いうちから「お金(=金融)」についてしっかり理解させ、「自分の資産をどう守るか」という思考を身に付けさせなくてはなりません。実際欧米では、日本と違い、「金融教育」が学校でも盛んに行なわれています。本書では、「お金とは何か」「投資とは何か」ということについて、著者が「自分なら子供にこういう内容を教えたい」という視点から、丁寧に解説しています。「子供にお金で苦労させたくない」というすべての親に、ぜひ手に取っていただきたい書籍です。

感想・レビュー・書評

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  • 基本が網羅されていて、偏りなく、分かりやすい良書。表紙もかわいい。
    人口構成の変化により、日本は今後も低成長時代が続くだろうと書かれていて、やっぱりそうだよねとちょっとブルーになる。
    でもだからこそ、子どもにお金と投資の知識を身に付けさせる必要があるのだ、という著者の主張には共感しかない。

  • 良書。子どもたちの誕生日プレゼントに買って贈ってもいいかな。

  • 説得力あるわーママはるさんがインスタで紹介して知った本。子どものお金に関する教育や投資について知りたかった。
    年始のAmazonセールでoffのタイミングでKindleデビュースタートのきっかけになった一冊。
    昔の日本の貯金感覚は全て忘れ、お金がお金を増やす価値観を自分含め子どもにも伝えていこうと思う。子どもに向けた内容なので理解力が低い私でもわかりやすい投資スタート本。
    世の中の流れがどのように私たちに関わるのかも何となくわかった、まだ埋め込まれていない知識もあるから再度読み直したい。

  • 投資の基本がよくわかる。

  • お金まわりの基礎知識と、なぜ投資などお金の持ち方を考えるべきなのか噛み砕いてまとめられていた。
    投資についての具体的な注意点や説明は5〜6章を先に読むのもアリ

  • 初心者向けに分かりやすく「お金」と「投資」について解説されている良書です。
    資本家になるための第1歩として、最適な本です。

    https://assetformer-ark.com/johntaro

  • 投資を始める前に、お金に関する基礎知識を身に着けようと思い
    この本を選びました。
    ・日本が今後経済成長することは、ほぼない
    ・低金利政策によって預金による利益増は見込めない。
     円の価値はおそらく今後下がり、預金によるメリットはほぼない
    ・日本の財政悪化、少子高齢化社会によって
     おそらく今後も増税と社会保険料負担が増え、結果、手取り収入が少なくなる。

    なぜ今投資が必要なのか、ということが
    現在の日本経済の話、「お金」の捉え方の話を踏まえて
    理論立てて説明されており、非常にわかりやすい。
    これまで、お金=物質的なもの、という感覚だったのが、価値が変動するもの、
    という意識付けになったことが、私にとってプラスな変化でした。
    この感覚の変化が、投資に対し前向きにさせてくれると信じ
    ちょっとずつお金に働いてもらおう、と思います。
    投資の種類や決算書の読み方については大まかに、あっさり説明されている印象
    だったので、他の本で補う形で進めた方がいいかもしれません。

  • 子供に教えたいマネーの基礎知識が詰まっている本。この本での「子供」は中学生~高校生を想定すればよいだろう。投資については「分散」と「時間」を基本としている。また少しではあるが商品別の特徴も乗っており、説明に使える。「うまい話なんてない」のコラムが本の最後にあるのはとても気に入った。

  • 子供を持つ親のために、子供にいかに説明するかに主眼を置いているため、
    例えや例が具体的でわかりやすい。非常に参考になる本である。

    時に、「親として知っておくべきこと」の章は参考になる。
    知ったつもりだったが、具体的な例をあげて子供に説明できるレベルまで理解してなかったことがよく分かった。
    ・かつての日本の強さの原動力は、人口の増加と労働者人口の多さであった。現在はいずれも失われたから、低成長なのである。
    ・フローはお金の流れ、ストックは貯めておくこと。ストックからフローをつくることを意識する。
    ・決算書の考え方
     ①「ストック」をまとめた貸借対照表(B/S)
     ②「フロー」をまとめた損益計算書(P/L)
     ③「現金の出入り」をまとめた「キャッシュフロー計算書(C/F)

  • 「投資ってよく分からない」という食べず嫌いを直したいと思って手に取った本。
    「わが子に教えたい」とのタイトル通り、基本的なことが理解できるのがマル。

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著者プロフィール



「2015年 『外資系金融マンがわが子に教えたい「お金」と「投資」の本当の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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