敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本

著者 :
  • 秀和システム
4.11
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本棚登録 : 208
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798057149

作品紹介・あらすじ

世の中の5人に1人はHSC(敏感っ子)。
お子さんの激しい癇癪や、極度な人見知りなどにお悩みのお母さん。
お子さんの「敏感さ」は、育て方のせいなどではありません。
「敏感さ」「感受性の強さ」は天性のギフトなのです。
敏感っ子の特性を理解して関われば、
子育てはどんどんラクに、楽しくなります!

世の中の5人に1人と言われる、HSC(Highly Sensitive Child)を知っていますか?
HSCは、直訳すれば「高度に敏感な子ども」。
周りの物事や刺激に対し、人一倍敏感な子どものことです。

ちょっとしたことで、火がついたように泣き続ける。
初めての場所や知らない人に対して、極端におびえる。
服のタグや縫い目の感触を嫌う。
匂いやまぶしさに敏感。
他人が怒られているのを見ると、自分のことのように動揺する。
…などなど、当てはまることがあれば、お子さんは「HSC=敏感っ子」かもしれません。

本書の著者は、5人の「敏感っ子」を育てるママさんライター。
自らの経験と、多数の文献調査に基づき、
敏感っ子のよいところを伸ばしながらお母さんがラクにもなる、
そんな子育て術をお伝えします。
敏感さは決して短所ではなく、天性のギフト。
子どもの敏感さについての理解を深め、適切な関わり方を知ることで、
敏感っ子も親御さんも、毎日をもっと楽しめるようになるでしょう。

感想・レビュー・書評

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  • 毎日敏感がゆえに癇癪を起こす子どもとの関わり方に悩み、疲れ、手に取った本。わかりやすく、実践してみようと思った。

  • ❁HSC 初めてちゃんと理解できた
    ❁敏感子じゃなくても育児の参考に

    ❁4つの特徴DOES
    D:物事を深く考え感じてしまう
    O:五感への刺激を過度に受けやすい
    E:感情に敏感で共感しすぎちゃう
    S:人や場所わずかな変化も気づいちゃう

    ❁過度激動5つの領域
    五感への過度な反応感覚性
    身体的精神的なエネルギー過多
    知性への強い好奇心論理的
    想像性空想現実混同しちゃう
    感情性身心へ支障をきたすことも

    ❁敏感さポジティブに捉えて成長へ
    ❁敏感は性質であり個性である

    ❁ステップを踏んでコツコツ慣れさせる
    ❁どう思う?思いを言葉で発散させる
    ❁物事をポジティブに楽しむ時間を作る
    ❁感情を落ち着け観察解決へ
    ❁ネガティブな言葉を子どもに聞かせない
    ❁好き得意夢中になるもの探し出そう
    ❁無条件の愛を伝える習慣を
    ❁罰や報酬与える躾はやめましょう
    できていることを認め喜ぼう
    感動や感謝や励まし言葉もOK
    指示命令よりも質問形にする
    ❁急かすより日課チャートで対策を
    ❁禁止よりできることを伝えよう
    ❁嘘をつく時も怒らず理解させる
    ❁スキンシップ落ち着けるためにリラックス
    ❁今できないことはまだできないだけ

  • 簡単だけれど、HSCに限らず誰にでも大事なことが、きちんと書いてあります。読みやすくて良書。

  • Kindleで過去最多のハイライトつけました‪( ; ; )
    なんとなくわかってはいた娘の特性に寄り添う日もあれば
    挨拶もまともにできないままでいいのかと焦り周りと比べてしまう日も、、

    この本を読んで「娘はこう感じていたのかもしれない」と納得できる説明がぎゅっと詰まってました。そんな時はこうするといい、と実践方法も書いてありとてもためになりました。

    実践できなくても知っているだけでもいい
    周りの人々の言葉や態度を全て受け取る必要はない
    などなど、私自身にも響く言葉がたくさんありました。

    今はまだ未就学児。
    小学生、中学生になる頃にまたお世話になりそうです。

  • 知識と希望をもらった

  • HSCについて初めて知りました。我が子もそう感じるところが少しあります。
    子どもの気持ちに寄り添うこと、大切だなぁと思いました。寄り添って導く、共に乗り越えていくことで、子の心も育っていく。教訓にしたい事柄が増えました。

  • わかりやすい

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著者プロフィール

名古屋大学大学院人間情報学研究科修士課程修了(文化人類学専攻)。二男三女の母で、5人の子どもは全員、過度激動やHSCの特徴が見られる敏感っ子。
子どもたちが、当時住んでいた米国アラスカ州の「ギフテッドプログラム」に入ったのをきっかけに、2005 ~ 2015年にかけてギフテッド教育コミュニティーに関わる。その他にも5人の子育てを通して、様々なコミュニティー活動に参加。アラスカ大学日本語講師、幼児教室の主宰など、米国と日本で幼児から大人まで800人あまりの育ちをサポートした経験をもつ。また、「オールアバウト」などで国内外1000以上の文献に基づく子育て記事を多数執筆。「Highly Sensitive Child(HSC)」や「子どもとの関わり方」関連記事のPV累計500万以上。おもな著書に『敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本』『敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本「 立ち直る力」育成編』(ともに秀和システム)がある。

「2022年 『マンガでわかる! 敏感っ子の子育てがよくわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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