- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798021911
感想・レビュー・書評
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<「うつ」職場復帰からのポイント>
休職からの段階図(ステップアップ)
主治医に伝えておきたい職場復帰時の会社の制度
1軽減勤務制度の確認
2仕事の内容(仕事量や繁忙期、出張の有無など)
3職場移動の可否詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
専門産業医の著書だからなのか、現実的でかつ分かりやすい。
以上 -
鬱病者が職場復帰するための方法を書いている数少ない本のうちのひとつ。
ただ、本書に書かれた回復のパターンは、極めて理想的なものであり、鬱病を甘く見過ぎている。
著者は軽度の患者ばかりを扱っているか、治らない患者は見捨ててきたか、長年苦しんでいる立場から見ると、教科書的でリアリティがない。
登場する会社も、鬱病に理解のある企業ばかりだが、現実にはそんな企業はわずかだろう。
薬や休養によって鬱病は一時的にはよくなることが多いが、そのタイミングで無理やり職場復帰させてるように見える。実際には治ったように見えた後も、死にたくなるほど苦しい時期は何度も訪れる。
再発についてほとんど考えられていないように感じた。根本原因を何も解決していないので、本書を信じて復職して、更に悪化させてしまう患者も多いだろう。
良くも悪くも、産業医のほとんどはこういう考えなのかもしれない。 -
段階別に職場復帰までの療法・過ごし方についてアドバイスをくれる本。うつ病で休職する際には、不安が残るものだが、この本を読むと少し不安が解消される。