世界トップ機関の研究と成功率97%の実績からついに見つかった! 頭のいい子にする最高の育て方
- SBクリエイティブ (2018年5月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797396317
作品紹介・あらすじ
本書は、ハーバード大、オックスフォード大、東大、理化学研究所など、国内外の教育機関による研究結果を1000以上集めた著者が、実際に200人以上の子どもに取り組んでいただき、
97%のお母さんから評価をいただいた方法だけを厳選して1冊にまとめているものです。
なんと、3歳にしてIQ200となった子どももいます!
つまり本書は子育て法オタク(?)である著者による決定版です!
ちなみに著者も、1人の男の子を持つお母さんですので、
ご両親に寄り添った内容になっています。
ですので、本書でご紹介しました子育て法は、
特別なものを用意せず、簡単に実行できるものばかりです。
一見すると、本書は
「たくさん話しかける」「褒めるのを欠かさない」など、
オーソドックスな子育て法が多いかもしれませんが、
本当に効果のあったものを最優先するために、
真新しくなくてもしっかり載せています。
ただ、どの子育て法も、教育機関の研究結果など科学的根拠があり、
その根拠にも触れていますから、
「そんなの知ってるよ」と軽視していた子育て法も、
本書を読んだ後は、熱心に取り組むように変わるはずです。
もちろん、類書ではなかなか見かけない子育て法もあります!
例えば、「子どものタイプ別診断テスト」。
子どものやる気のスイッチは実は、母親からかなり遺伝されます。
そこで本書では、お母さんが3分で終わる簡単な診断テストを受けることで、
お母さんのやる気のスイッチ=子どものやる気のスイッチがわかるようになっています。
「なかなか知育ドリルなどに取り組んでくれない…」というお悩みも、
かなり解決されるでしょう。
子育てで、やり直しはできません。
本当に効果のあった、賢い子どもに育てるための方法を
ぜひお試しください。
感想・レビュー・書評
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参考になった部分もあった。
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買ってもよいかなと思うくらいには良かった。エビデンス等気になるタイプなので、論文をまとめた本というのは斬新で良かった。親の感情コントロールの仕方が非常に為になった。私は子供に対してはイライラあまりしないけど、大人に対してはよくイライラすることがあるのでそれが何故なのか分かった気がする。子育てのためにも自分の生き方のためにも役に立つと良いな。
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失礼な話、ボーク重子さんの新しい本を読むんだなー?程度の思いで読もうとしたら、ビックリ。別人じゃないですか。ほんなら、どんな内容か楽しみに読み始めたら、思いがけずに学びがあって、再度驚きました。
特に、P260~の、本文のまとめが秀逸でした。本文を読んで考えていたものと違うニュアンスが書いてあって、復習というか確認できたのがとっても良かったです。
P60 親に対する、関心を引きたい「ためし行動」については、言葉で「あなたがとっても大切よ」としっかり伝えて、親の愛情に対する不安を解消してあげる。★★★ためし行動をした時に怒ってしまうと逆効果。怒るのではなく、叱る。冷静な気持ちで、「ダメだよ。大好きなあなたがこんなことするなんて、悲しいな」と、伝える。
P62 朝イチで子供を安心感で満たしてあげる方法、起きる10分前に、寝ている子を座ったまま膝の上で抱きしめて「かわいいよ」「大好きだよ」「いてくれてありがとうね」と伝えて、オキシトシンを充填させる。
P145 知性を育む4つの遊び。1) 想像遊び…ふり遊び、ごっこ遊び、2) 受容遊び…絵本の読み聞かせ、3) 機能遊び…走る、飛ぶなどの基本的な運動や石けり、自転車。4) 創造遊び…お絵描き、積み木、砂場
P162 5つ、6つ…9つと、「つ」がつく年齢の間は、沢山本を読んであげる。
P208 つぶやき音読が内容理解度が高く、国語の学習で文章を読む時には、声を出すことだけに集中させないように、小さな声で内容をゆっくりとつぶやきながら理解を深める。
P212 指先の感覚が優れている事と、算数の能力との関連性。P246 フォニックスを身に着ける。Sounds Great 1 Student Book with Hybrid CDやAGO フォニックス アクア レベル1 第2版 英語 カードゲーム が、オススメ。
P254 「とにかく楽しいから」よりも「やることが大事だから」の方がモチベーション高く、最も成績がいい。
★★★P260 本書のおさらい。
P262 お父さんあKら褒められると、子供は積極性や主体性、責任感を強くする。お父さんは子供に、”理屈抜きで”礼節をしつける。お母さんがフォロー。親からの評価=子供の評価。親が子に、「あなたは時間を守る子ね」と言い続けると、本当にそういう子になる。
子どもがいいことをしたら、多少不完全でも褒める。
子どもからの質問に即答してはならない。
質問されたら、答えを一緒に考えてみよう。
子どもが答えて間違っていても、すぐに否定せずに一緒に楽しむ。
親は怒れば起こるほど怒りっぽくなる。怒りは快感を覚えて癖になる。
脳を発達させる鉄分は、青のり、ほうれん草から効率よく摂れる。
親が一緒にいる時は、車窓からの眺めについて話したり、自作の物語を話したり、しりとりで楽しんだりする。”とり”の一部を変えて”とら”、とか文字を変える遊びをする。子どもに寄り添うことを、
「3男1女 東大理III合格百発百中 算数 国語 絶対やるべき勉強法」の佐藤 亮子 さんから学ぶ。 -
著者が科学者であるからか巷で言われている子育て法に対して丁寧に根拠が示されていて納得感があった。
よく子育て本でみる方法も多かったが、子どもからの質問になんでも即答してはいけない、将来正解を発見する喜びを奪ってはいけないというのは納得感あり。
親からの評価が子供の評価になるので、時間を守れたら時間を守れる子ね、と声掛けをし強化する。という点も取り入れたい。 -
親のパーソナリティによる子育て法や子どもとの関わり方、生活習慣、遊び、勉強とさまざまな角度からの育児なので、とても満足感があった。
先回りしてもダメだし、かといって見守るという名の放置でもダメだし子育てって難しいなと思うけれど、ポイントポイントを見極めて、大事なことは実践していければいいなと思った。 -
・ご褒美をあげるならびっくりさせよう
→楽しいからやってることにご褒美をあげると興味がなくなる
・“なぜ?”に対して
→目の前にある結果について話す
・一人読みを始めても放置しなき
→絵が少ない本をたくさん読む
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経験ではなく研究の結果によるエビデンスを
もとに書いてあるので参考になる。 -
コミュニケーション、生活習慣、遊びなど様々な観点から書かれていて、どれも納得で具体的にどうすればよいか書かれているので実践もしやすいです。
今までやっていたこどもの何故?に対して知識で答えていたことがこどもの想像する意欲を潰していたと反省しました。私が知識で答えた時のこどもの薄い反応の理由もよくわかりました。お絵描きではまさしく、上手!と声かけしており、無意識に私が正確に描けることを目標にしていたのだと気づきました。こどものメタ認知の低さも勉強になり、これからはその知識を活かしていい声かけをしていきたいと思います。
この本を読まなければ、こどもの想像、創造力を妨げ、考える意欲をなくさせたかもしれないので読んでよかったです。
睡眠時間は昼寝させるのがいいことだと思い込んでいましたが、年齢があがるにつれ、夜の睡眠時間が短くなってきていたので昼寝をやめ、夜10時間以上は寝させてあげたいと思います。
今までの子育て本の中で1番為になりました。再読して落とし込みたいです。