ムーブ ユア バス

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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797387032

作品紹介・あらすじ

組織をバスにたとえ、そのバスを動かすスタッフを能力順に「ドライバー」「ランナー」「ジョガー」「ウォーカー」「ライダー」と名付け、たとえ話を用いながら、バスをスムーズに目的地へ向かわせるにはドライバー(組織の長)はどのスタッフにどう接するべきか、それぞれのスタッフはどういう役割を果たすべきかを示した本。

感想・レビュー・書評

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  • 職場の中で、あなたはどのタイプでしょうか?

    ランナー :期待以上のことをやってくれる人
    ジョガー :できる範囲で仕事をする人
    ウォーカー:引っ張らないと動かない人
    ライダー :座っているだけのお荷物
    ドライバー:組織のリーダー

    「私はランナーです」と答える人は、ほぼ例外なくジョガーらしい。
    本当のランナーは、組織全体をよくしたいから頑張るのであって、賞賛や注目を求めないそうです。

    軽い内容の本なので、2〜3年目の新人の方にオススメです。

  • 1人のメンバーとして組織とどう関わるか、リーダーとして組織をどうマネジメントするか、ということが書かれた本でした。

    組織への関わり方という面では、我が身を振り返ってドキッとするような本でした。定期的に読み返したい。

    チームマネジメント的な話としては、正論だなと思う一方で、ちょっと受け入れがたいようなことも書いてありました。理解はできるが、100%共感しきれない感じ。

    持っておきたい考え方ではあるけれど、尖っているので取扱注意かなと思います。

  • どこか日本的な働き方を押し進める。という印象。
    バスの歯車としてどう使うかという内容に見えてしまう。


    ランナー→組織を成功に導く縦役所→活躍させる
    ジョガー→がんばり屋さん→引き出してあげる
    ウォーカー→やる気のない悲観主義者→手本を示す
    ライダー→チームのお荷物→よく観察して見極める
    ドライバー→舵取り役

    1早く行く
    2身なりを整える
    3挨拶する
    4ランナーの隣に座る
    5助けを求める
    6批判を受け入れる
    7やれることをやる
    8相手の意図をくむ
    9話す以上に聞く
    10よそ見しない
    11後ろ向きの話をしない
    12ランナーをもり立てる
    13ぐずぐずしない
    14解決策を見つける
    15身の程を知る
    16信頼を築く
    17細部に気を配る

  • 内容的には当たり前の事だけど、確かに。と思うのは当たり前のことが出来ていないからだと思った。本にも書かれていたが、何事も情熱を持って意欲的に楽しめる人がランナーになれると思う。それをいかに保つか、どのように楽しみを見つけるかのヒントが書かれている感じた。全てが全て当てはまる事はないけど、何か考える事があった際、本の内容を振り返ってみたいと思う。

  • 今の現状によく当てはまった!納得した!

  • 資本主義社会でのし上がっていくにはというテーマだったので、今の私にはちょこっと合わなかったかも

    でも、組織や個人が成長する方法を知るという面では視野が広がった!

    当たり前のことを当たり前に
    一生懸命は正当に評価して見返りを

    向上心と行動力だいじ

    ただ、ライダーであれ人格否定はだめ

  • いわゆる企業向けに書かれた本‥とあるけど
    実際は運動クラブチーム、学校、教室‥などなどあらゆるチームに当てはまる本。
    チームに所属する人間を5つのタイプ別に紹介
    次に、各タイプ別の成長の仕方
    最後に、各タイプへの対応の仕方‥

    様々な場所で有効な考え方だと思う


    ところで、自分はジョガーかはたまたウォーカーか‥
    ライダーではあってほしくないな‥と思ってる

  • 最近、会社という組織に興味がわいてきて、この本を読んでみました。
    仕事のメンバーは、みんな1つのバスに乗っている人と考えて、5つのタイプに分けています。
    ランナー、ジョガー、ウォーカー、ライダーとバスを運転するドライバー。
    言葉の見た目どおり、ランナーがハイパフォーマーでライダーがただ乗っているだけのお荷物。それぞれのタイプの特徴が書かれています。
    ライダーを歩くようにする(ウォーカーにする)のは大変な割に効果が薄い。それよりもランナーがいかに輝けるかに気を使った方が良い。なるほどぅ。
    全員ランナーであるのが理想ですが、そんな会社は無い。なので、それぞれのタイプの人が最大限チームに貢献してもらうにはどうしたら良いか。社員を公平に扱うのは、ランナーとライダーの扱いを同じにするということでは無い。貢献度によって、公平に扱うこと。などなど。
    こんなに綺麗に分かれて、対処が出来るとは思えませんが、ちょっとずつためになりそうなことが書いてありました。

  • B.B.M.
    No Library

  • ●組織のメンバーを、「バスを走らせるメンバー」にたとえ、それぞれのメンバーの特色とその走らせ方を体系的かつ具体的に説明している。組織論としては異色なアプローチだが、読みやすくわかりやすかった。
    ●本書を要約すると、やる気のない人に必要以上いエネルギーを注ぐより、やる気のある人を伸ばすことに尽力した方が良い、というところか。

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著者プロフィール

ノース・カロライナ州出身。大学を卒業後、各地を冒険旅行したのち、1995年から小学校教師となる。学習や行動に問題をかかえる生徒の多い学校、なかでもハーレムの底辺校から優秀児を輩出し、目覚ましい成果をあげる。2001年、28歳のときに、ディズニー社主催「全米最優秀教師賞」を受賞。現在はアトランタに住み、各地で講演活動等もおこなっている。2003年に出版した『あたりまえだけど、とても大切なこと』は、100万部を超え、世界的なベストセラーとなっている。

「2016年 『ムーブ ユア バス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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