永遠の始まり I (SB文庫)

  • SBクリエイティブ
4.12
  • (10)
  • (9)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 105
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797377422

作品紹介・あらすじ

激動の20世紀を舞台としたシリーズの最終巻となる本作では、第二次大戦後、1961年のベルリンの壁、アメリカ公民権運動などを軸に物語が展開する。家族と別れ、壁の向こうの自由を求める姉弟、差別と闘い続ける黒人青年、モスクワで地下活動を行う美人ジャーナリスト、そしてその家族と友人たちの人間ドラマが、史実と密接に関わりながら濃密に紡がれていく極上のエンタテインメント小説。

1961年、共産主義体制下の東ベルリン。反体制派の烙印を押された教師のレベッカは驚愕の事実を知らされた。夫の正体は秘密警察官で、彼女と家族を監視していたのだ。希望を失ったレベッカは自由を求めて西側へ逃亡をはかる。一方、公民権運動が広がるアメリカでは、黒人青年ジョージが司法長官補佐として希望に燃えていた。人種差別撤廃のため政界に入り、みずから国を変えるのだ。そしてモスクワでは双子の兄妹ディムカとターニャが理想の社会実現を目指し奔走する……。激動の20世紀を背景に壮大なスケールで描く大河ロマン。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 今回の舞台は、モスクワ、ワシントンDC、キューバ、ベルリン、モスクワ、ロンドン。1961年の公民権運動、ベルリンの壁建設、キューバ危機を巡る群像劇。政治の話を飽きさせないように適度なエロが挿入されるのも定番。

  • 9月-11。3.5点。
    百年三部作完結編。
    東西ドイツの対立と、米ソ冷戦がスタート。
    相変わらず一気読み。次巻が読みたい。

  • 終わりの始まり。
    ケンフォレットの最大の著作はついに始まりました。
    まだあと3巻、味わって読んでいきたいと思います。

  • 待ちに待った第三部。やっぱり一気呵成に読ませてくれます(^^)
    1巻目はフリーダム・ライド、ベルリンの壁、キューバ危機と60年代初頭の大事件を扱っています。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

Ken Follett
ケン・フォレット
1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を受賞。1989年に発表された『大聖堂』は全世界で2000万部を超える大ベストセラーに。その後、続編『大聖堂-果てしなき世界』、「百年三部作」の『巨人たちの落日』『凍てつく世界』『永遠の始まり』を執筆、さらにはキングズブリッジ・シリーズの『火の柱』および本書を書き継いでいる。最新刊は『ネヴァー』。


〈扶桑社ミステリーのケン・フォレット作品〉
火の柱(上・中・下)
ネヴァー(上・中・下)

「2022年 『大聖堂 夜と朝と(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ケン・フォレットの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ケン・フォレット
ケン・フォレット
ケン・フォレット
塩田 武士
ケン・フォレット
64
横山 秀夫
ケン・フォレット
恩田 陸
陳 浩基
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×