人を動かす[超]書き方トレーニング 劇的な成果が手に入る驚異の作文術

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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797361940

感想・レビュー・書評

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  • ビジネス文書からブログ文書、はたまた、論文まで、文章で人にどう「自分の考え」を伝えるか、
    実用的に「使える」考え方が多く出てきます。
    私自身、非常に参考になりました。
    自己満足の文章から、読まれる文章へ、
    そして、人を引き付け動かせる文章能力を獲得する上で、
    有用だと思います。

    現在、日本語で書かれたどうしもない文章がネットに氾濫しています。
    例えば多くのネットニュース、駄文記事、9割5分のブログ記事などです。
    それらは、論理的な文章ではなく、
    単なるフレーズ多用をした何も身にならない文章です。
    読んでも、時間の無駄です。

    ただ、文章リテラシーを持っていないと、
    ついつい、そのような「ゴミのような文章」を
    読んでしまいます。

    この本は、何が価値ある文章かを知る上で、
    中高生でも非常に参考になると思います。
    そして、情報リテラシーを上げる上でヒントがたくさん書かれています。
    早いうちに手にとっておくと、
    文章に対する認識が、かなり変わると思います。

  • 見返し
    夢をかなえる書き方の秘訣!
    ◉「チャート式トレーニング」で作文力を鍛える。
    ◉「論理トレーニング」で論理的構成力を強化。
    ◉文の全体像を俯瞰し、文脈を作る。
    ◉「抽象度の高い概念」で体験的知識を括る。
    ◉個人的な体験で文章のリアリティを高める。
    ◉小論文対策の技法を身につける。
    ◉新聞を「学びながら」読むことで、筆力アップ。
    ◉抽象度の高い文章力を得るには、文法を学べ。
    ◉上手い文章は「読み手の臨場感を高める」。
    こんな人にお薦めします!
    ◉人を動かしたいビジネスパーソン・経営者
    ◉試験・転職したい学生・社会人
    ◉友人や恋人の心を動かしたい人
    ◉Facebookやツイッター、ブログでアクセス数を増やしたい人

  • Library
    Reserved
    Tomabechi

  • この本では、ビジネスやプライベートの両方に通用する“人を動かす文章”を紹介しています。

    私がこの本を読んで学んだことは、「人を動かす文章は美しい文章ではない」ということです。

    美しい文章とは、日本語が美しく、読みやすい文章などを指しますが、そのような文章では人の心や気持ちを動かす力がないかもしれません。
    人を動かす文章とは、たとえば商品LPを見て、「この商品がほしい!」などと、その文章を読んだことで心が動かされ、何かの行動を起こさせることです。

    このように人を動かす文章を書くには、「感性を磨く」必要があります。

    この場合の感性とは、“論理”と“情動”のふたつの要素を指しています。
    論理とは、パラグラフライティングのように、順序立てて文章の流れを説明することです。
    これは、ビジネスで上司を説得したり、プレゼンで相手を納得させるときに効果的です。

    そして、情動とは、スピーチで人を感動させたり、友人や異性の心を動かすことです。
    相手と気持ちを共有し、相手が耳を傾けたくなるような気持ちを生み出すことです。

    これらふたつの要素を駆使して文章を書けたなら、人を動かす文章を会得したといえるでしょう。

  • 一部難しい表現もあったが
    大半は文章を書くにあたって参考になる。ただ、書いてある事を実践するにはかなり意識して練習しないといけない。
    また、新聞の文章などに対して斬り込んでいる所はとても興味を持って読めた

  • 脳科学の権威である著者が、「文学」と「文学以外」の両方の文章について教えてくれる。
    論理的な文章の書き方をレクチャーするなど、重点的なのは後者だが、どちらにせよ「文章」という広い視点から、包括的に言及していて参考になる。
    それどころか最終的には「人のことを考えられる人間になりなさい」という結論で締めくくられていて、そういうところが著者らしい。

  • 文章を書く心構えとして一読しておきたい。他人の文章を読む上でも有益。

    以下メモ

    視点を変えて何度も書く

    誰でも知っている内容、重要な内容を先に述べ、裏切ることを次に書く

    一文中に動詞はひとつ

    事実、論理、主張、バックデータ、程度、例外

    小論文、用語を切って、定義して、定義していきながら、起承転結などのすとーりー、ただし、定義していっているとは悟られないように

    個人的体験を入れる

  • 「書き方」を本当の意味で教えてくれたと思う。 文章を書く時のバイブルです。 再読だが、又読むだろうな。

  • 書くことの基本は読むこと。書き手は読み手よりも圧倒的な知識量が必要となる。。。今年もフォトリーを続けていこうと決意しました。習慣化させます。

  • トゥーミンロジックが実践的で使えると思った。
    文章は、データ、ワラント、クレームで組み立てる。
    ワラントをサポートする理論として、バッキングがあり、ロジックを支える理論としてクオリファイアー、とリザベーションがあるということを覚えておきたい。

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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