のはなしに

著者 :
  • 宝島社
4.18
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本棚登録 : 876
感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796661904

作品紹介・あらすじ

伝説のエッセイ『のはなし』から2年。待望の続編、ついに完成。

感想・レビュー・書評

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  • エッセイ集第二弾。発売日に第一弾とあわせて買った。相変わらずの雰囲気でとてもいい。50音ごとのイラストもいい味を出している。

    ラジオを彷彿とさせる構成の長編があったり、短めのものがあったり、ひねくれた視点の話があったり、オチも何もない話があったり。本巻で一番が力が入っているのはきっと「プロポーズ」の話。

  • いや~面白かった。カッターで指を怪我して消毒液を買ってきて欲しいって頼んだらショートケーキを買ってこられた聞き間違えの話、朝起きら全裸で、どう帰ってきたのか、服の所在を探る話、ナドナド、他にも面白い話がいっぱい。もう一度読みたい。

  • 元落語家だけあって、物事の見方が秀逸。それに皮肉もきいてていいね!

  • 合コンノウハウ、プロポーズ、人として、ルーのルール、同棲生活あたりはタイトル見れば何となく内容を思い出せる。でも、他のシリーズは読まなくてもいいかなぁと。

  • エッセイ

  • うーん

  • 伊集院さんと奥様の仲良しなところは前々から素敵だなと思っていて
    伊集院さんのお話から伺える奥様の人柄で、
    すごいなと感じるところも多々あります。

    この本に収録されている
    片道のチケットだけ取ってイギリスに語学留学をして、
    一人で英語で帰りのチケットが取れるようになったら帰ってくる
    と言って半年で成し遂げてしまうエピソードもそのひとつです。
    恰好良い方だなと思います。

    鮭の中骨は、小さい頃私も大好きで、
    でも私は中骨だけの缶詰が出た時には伊集院さんとは逆で
    プレミア感が薄れた気がしてしまいました。

    タメ口が許せないのはとても共感です。
    仲良しになったから、という理由以外は、表には出さないけれど
    かなり業腹です。

    素敵だなと思うエピソードもたくさんありますが
    人形かくれんぼも素敵ですね。
    荒木さんのお父さんはちょっと気の毒ですが
    微笑ましくノスタルジーを感じる話です。

    「やれば出来る子」という言葉は、やらないから出来ていないから言われる言葉なのであって、
    やる子なら言われなくても出来ているわけです。
    「直せば使えるエアコン」と言い換えると、駄目な感じが増してびっくりしてしまいました。

    サラダに紙ナプキンが入っていたエピソードで、
    「作り直します」は、もう結構食べているのに追加で食べても嬉しくないし、”サラダを食べる”ことは当然の権利なので
    作り直しは『お詫び』にはならない。
    かと言って「サラダの分は無料にします」も、きちんとサラダが食べられなかったのだから当たり前。
    大抵の場合、この二つがお店側の選択肢になってしまっているけれど、単に「ごめんなさいが欲しかった」というのが
    すごくよくわかります。
    ごめん、こういう理由だった、これを改善するからもうこんなことはないからまた来てよ。
    それが一番聞きたいんですけどね。

    パソコンの修理に話もある意味サラダと同じ接客についてのエピソードで
    素直に承諾したものが損をする仕組みになっていることにしばしば疑問を感じます。
    お店側は結局”良いお客さん”を後回しにして、
    ゴネてくる嫌なお客さんを優先してしまいがち。
    本来は逆にするべきなんですが。

    入院のエピソードで書かれていたラジオ番組は
    当時とても楽しみに聞いていました。
    始めはあの番組内のあるコーナーだけが目的で聞き始めたのですが、
    コーナーの前後にちょっとだけ耳に入る伊集院さんのトークに引き込まれ
    すっかりファンになってしまったのです。
    伊集院さんがいなくてもラジオ番組はピンチヒッターをたてて放送はされます。
    でも、伊集院さんの声が聞けない間私は寂しかったし
    復帰を心待ちにしていたことを思い出しました。

    「ゆっくり治しなよ、いない間のことは大丈夫だから」
    と言われたくて、早く戻ってこいと言われるとプレッシャーになるという人もいるのでしょうが、
    私も「早く治して戻ってきてくれよ」と言われたい方です。

  • カミさんの話がいい。

  • エッセイ。50音順。

  • やっぱり面白い。文句なしです。すっかり伊集院光のファンになってしまった。とりあえず「のはなしさん」は間違いなく読むでしょう。

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著者プロフィール

1967年生まれ。84年に三遊亭楽太郎(現・六代目三遊亭円楽)に弟子入りし、落語家・三遊亭楽大として活動。87年ごろから伊集院光としてタレント活動をはじめ、「伊集院光のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)、「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ)といったラジオ番組のパーソナリティをつとめる。2012年よりNHK Eテレ「100分de名著」に出演。『世間とズレちゃうのはしょうがない』(養老孟司との共著、PHP研究所)、『名著の話 僕とカフカのひきこもり』(KADOKAWA)などの著作がある。

「2023年 『名著の話 芭蕉も僕も盛っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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