- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794969781
作品紹介・あらすじ
「アート」と「産業」と「コミュニティ」の掛け合わせで、「社会文化資本力」を生み出せ!
東京の文化芸術資源を開拓せよ!
「私たちの文化」を「私たちの場所」で「私たちの手」で創る、あたらしいアートのマニュフェスト!
アートとは、ハコでもなくモノでもなく、マネーゲームでもない、コト(出来事)である。コトを起こすプロジェクトとしてのアートを追究してきたアーティスト・中村政人が考えるアートプロジェクトの原理とは、アート・産業・コミュニティのトライアングル。アーツ千代田 3331での活動、さらに2021年7月よりグランドオープンした東京ビエンナーレの取り組みを題材にして語る、アートと社会と文化資本の未来をめぐる原理論。
本書は、私が実践してきた表現活動をアートプロジェクトという側面から書き下ろし、過去のテキストも再編集して構成したものだ。「アーツ千代田3331」から「東京ビエンナーレ」に至る自分自身の活動を振り返り、その活動について掘り下げる事で、改めてアートプロジェクトとは何か、その文化資本としての社会的価値とは何かを問いたい。(はじめにより)
【目次】
はじめに
■I 東京ビエンナーレ
第1章 「東京ビエンナーレ」は都市の創造力を進化させる
第2章 アートプロジェクト小史
■II アーツ千代田 3331
第3章 構想から立ち上げまで
第4章 3331の基軸プロジェクト
終章 コミュニティ・アートプロジェクトを運営する
あとがき
感想・レビュー・書評
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表現活動をPDCAでプロジェクト化してきた経験とそのノウハウ。描きたいという衝動(A)海に向かう計画(P)描くことで自然な交流と信頼が生まれ(D)作品を公開して批評され販売して次の資金を得て(A)新たな作品の気づき(A)。プロジェクト化することで表現や関係性が広がる。
表現のためのメディアや方法が多様化して、アーティストも、作品だけではなく行動やコミュニケーションなど全人的な存在になってきているのでしょうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示