マリー・クヮント

  • 晶文社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794968364

作品紹介・あらすじ

洋服、デザイン、化粧、子育て、起業……ファッションブランドのカリスマが、そのすべてを語る回想録
「わたしを見て。人生って素敵じゃない?」
ビートルズ、ヴィダル・サスーン、ツイッギー……1960年代のロンドンで、社会の常識を打ち破るファッション、音楽、アートが爆発する!“スウィンギング・ロンドン”とよばれる、そのカルチャームーブメントの中心のひとり、マリー・クヮントは、ミニスカートを流行させて女性の意識を解放した。
その後、下着、化粧品、インテリアなど、デザインの幅を広げ、ヨーロッパ、アメリカ、アジアへと自身の名を冠したブランドを広めていく。
ファッション業界の成功物語であることはもちろん、デザイン論、起業のノウハウ、女性の意識革命の書として楽しめる、ユーモラスでおしゃれな回想録。

感想・レビュー・書評

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  • マリー・クヮントはずっと憧れの人。
    わくわくしながら読みました。
    60年代〜70年代は素敵な時代だったんだなあ。

  • スターのこういった回想録は面白くないわけない。読みながら思わず「自分もこんなふうに」と憧れてしまう。でもそれは、そこにあったはずの死ぬほど辛いことや数々の苦難が既に過去になっているからこそだ。今が幸せな人が振り返って話をするから、苦しみも懐かしい思い出として語られる。それを読んで私は、「思いっきり好きなことをやりたい」とエネルギーがすごくわいてきた。わくわくしながら人生を送らなきゃいけないと。将来、今の自分を振り返った時にこの「マリー・クワント」のように、苦しいことが懐かしく思い出され、自分は思い切り好きなことをやってきたんだと言い切れるような人生を送りたいと。

    実際行動に移すのは簡単ではない。勇気がないし腰が重いし不安だから。でもこれを読めば、「今の自分を振り返ってる未来の自分」を想像させてくれるから、それがなんか一歩踏み出す力になるんじゃないかな。

    というわけなんだけど、当時デザインした画や写真って残ってないのかな?あれば載せてほしかった(絵や写真はほぼない)。手がけた服のデザインについての描写はすごく頻繁に出てくるんで、気になります。昔立ち上げたブランド名なんかも出てきたから検索かけてみたけどヒットしなかった。

  • 資料番号:011566551
    請求記号:289.3/ク

  • レビューはブログにて
    http://ameblo.jp/w92-3/entry-11800209431.html

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著者プロフィール

1934年、ロンドンに生まれる。ファッションデザイナー。ゴールドスミス・カレッジに学び、夫のアレキサンダー・プランケット・グリーンらとともに、ロンドンのキングスロードに自身のブティックを開店。ミニスカートを流行させ、スウィンギングロンドンとよばれる60年代の若者文化を牽引した。服・下着・化粧品などにおける彼女のデザインは国境を超えて市場展開し、世界に名を轟かせている。六六年に大英帝国勲章(Order of the British Empire)受章。大の親日家でもある。

「2013年 『マリー・クヮント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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