あたらしい高校生 海外のトップ大学に合格した、日本の普通の女子高生の話
- IBCパブリッシング (2020年3月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794606174
作品紹介・あらすじ
「地方の公立高校」「留学経験ゼロ」「苦手科目は英語」から始まった海外へのトップ大学合格への軌跡
感想・レビュー・書評
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「海外留学してみたいな〜」そんな気持ちで本書を読んだのですが、20歳そこそこの大学生が本気になって海外大学進学を目指す過程に心を打たれたどころか、恥ずかしさで涙が出てきた。
一番は何かに本気になって取り組みことが大切であること。こんなにもシンプルことを痛感したものの,やはり難しいことだと感じます。
自分の殻を破り,他人に頼ること。周りの目もあり,「落ちたらどうしよう,,」そんな不安は尽きないことと思います。
本当に自分と向き合い,結果的に逃げなかった山本さんの凄さが伝わってきましたし,かっこ良すぎる。
教育を提供する側としての視点でも彼女について述べられており,勉強になりました。
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自ら情熱を持って、失敗を恐れずに進むこと。それが出来た彼女と、彼女にきっかけやサポートを与えた周りの先生方が素晴らしい。
●マララユスフザイさんの父親の教育方針 I did not clip her wings.
●授業中に発言することがクラスに対する一番の貢献、どんな意見でもあなたの価値観や視点をディスカッションに持ってきてくれることに意義がある。質問も立派な発言。整った主張をする必要はない。あなたがわからないと思ってあるときは、少なくとも他に5人は同じように思っているんだよ。その5人に対しての貢献になるだけでなく、教師も生徒がどこでつまづいているのかがわかるから教師に対する貢献にもなる。
●わからないは恥ずかしいことじゃない。例えば3割しか理解できなかったということら、あと7割も新しく学べるといいこと。わからないということは伸びしろ。
●学ぶことも働くことも、それ自体が目的でなく手段
●FBを求められる時、100%かそれ以上の完成度の高いものを見せなくてはいけないという思い込み。完成度は低くていい、20-30%のコンセプトレベルをとりあえず持ってきたくらいでいい。プライドを捨てる。特に若い時に「自分」や完成形がわかるわけない。
●きっかけづくり→海外の大学生の話を聞かせる、サマープログラムで海外大学のプログラムをうける、マインドセット。purposeとpassion。目的意識、社会貢献、世界にどう関与するか。
●対話。誘導ではなく、ひたすら答えず質問を続ける。どんどん深掘りするイメージをもつ。本人が自分の本性に気付くための問い。禅問答みたいなものでどこまでいっても答えはないし、本人の中にしかない。
●自分より高く広い視野を持った人と話する機会をもつ。
●間違えたということはチャレンジをしたということ。知らないことや不確かなことを一歩乗り越えた証。正解でなくても、いい例を出してくれたと言い続けると、発言が途絶えなくなる。 -
"「できない理由」よりも「できる方法」を"、という言葉を数年前に言われたことを思い出しました。その方が良いと私も思います。"自分の情熱に従って行動すると、道は無限に広がる"もとても良いと思いました。
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令和2年9月発行のYAだよりで紹介された本です。
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留学して学びたい人、進学して学びたい人に。
留学を決めた高校時代のこと、打ち込んできたこと、受験に向け勉強したこと、準備したこと、アメリカの大学で学んでいること、TOEFL iBT、給付型の奨学金について。
今年の9月に戻るのかな?感染症の波がおさまるるよう願っています。
どうぞ、さらに充実した楽しい1年を過ごせますように。 -
・与えられたことだけでなく、自分で前へ前へとやっていく力が必要
・先生や先輩を有効的に頼る
・質問をすること、授業に積極的に参加すること