江戸前魚食大全: 日本人がとてつもなくうまい魚料理にたどりつくまで

著者 :
  • 草思社
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794222015

作品紹介・あらすじ

日本人は江戸時代になるまで思うように魚を食べられなかった。不安定な漁獲、保存と輸送の難しさから滅多に食べられなかった魚。食べられないからこそ何としてもうまく食べたい、その執念が知恵を絞り、工夫を重ねて、江戸前魚食文化に結実したのである。
本書は日本人なら知っておきたい江戸前魚食のルーツと完成にいたるまでの全歴史をあますところなく紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 日本人が魚を食べ始めた理由を江戸前を足がかりに歴史的かつ地形的に解説した本。

  • 新聞書評で取り上げられてたので読んだんだけど、それほどでもなかったかな…あれこれを沢山の資料をひいてまとめられてるんだけど、すべてコンパクトで、読み応えという点では「大全」と名乗るのは違うかなと思う。せっかくだから、個人は購入しないような本気の「大全」を作って全国の図書館に買ってもらったらいいと思う。

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。1962年東京生まれ。博物館学芸員、築地市場職員などを経験。江戸の歴史や魚の文化史的な著述が多い。著書に「江戸移住のすすめ」「築地の記憶」(旬報社)「江戸前魚食大全」(草思社)「築地魚河岸ことばの話」(大修館書店)ほか。

「2022年 『江戸想像散歩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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