崖っぷち社長の挑戦: 湘南ベルマーレに懸ける夢

著者 :
  • 草思社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794219626

作品紹介・あらすじ

地元企業の経営者でありながら、スポンサー企業が撤退し存続の危機に陥った球団の経営に乗りだし、その後12年にわたって湘南ベルマーレ(旧ベルマーレ平塚)のの経営トップをつとめている著者が、七転八倒、試行錯誤の日々を生々しく語りおろした一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 湘南ベルマーレのファン、特に学生さんにはお薦め。
    ベルマーレの歴史もわかるし、ビジネス書としても読めるから(小難しくはない)。

    ベルマーレの多岐にわたる活動が紹介されている。
    目次的には知っていても具体的な中身までは知らなかった。トライアスロンチームがオーシャンスイムの講習をやってるとか。

  • (株)湘南ベルマーレ代表及びNPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブ理事長である著者の体験記.非常にリアルな内容にNPO法人を運営に関わる1人として多くの共感.
    ・選択と集中ならだれでもできる
    ・マリノスやフロンターレとの差別化をいかに出すか?
    ・下部組織のコーチなど育成人件費が8000万円.即戦力のブラジル人2名獲得するのとどちらを取るか?
    ・アカデミーには現在1700人が在籍.しかしプロになれるのはごく一部.それ以外はサッカー選手としてではなく社会に帰っていく.ライフスキルの向上がミッションの一つ.それが地域の子を育てる,すなわち地域貢献.

  • 内容は、良いが今読みたい内容では無かった。しかし、そのうち読みたくなると思う。

  •  Jリーグの理念を、お金がない中で、具体的な形にする。創意工夫の本当に感動的なジタバタ。
     それでも、「拠点」になるという意気込みと、方法論に肯くことが多くある。

  • 湘南ベルマーレのクラブ経営や、湘南ベルマーレのサッカー以外のスポーツ事業に奮闘する社長のお話。もっと選手とか試合の内容とか、強化策とかの話が知りたかったです。

  • ベルマーレ社長の奮闘記。無料入場券配布の仕方、総合スポーツクラブ構想など格闘技界が見習うべき点が多かったと思います。面白かったです。

  • 湘南ベルマーレの社長・真壁潔氏のお金のない地方クラブが生き残るための14年間の歴史をつづった本。

    多少、自分の手柄話的なものも入っているが、無休でカメラマンからマスコットの中まで入る社長であれば、私は十分許せる範囲だった。湘南のビーチバレー、トライアスロン、フットサルのFリーグ参戦など決して財政状況が良くない中で様々なチャレンジをしているのは知っていたが、内情がよくわかって本当によかった。Jにも40クラブあれど40通りの生き残り策があるわけで、その1つとしての取り組みとしては本当に面白い。

    Jリーグの最初の理念である、全ての人にとってスポーツが身近で楽しいものになるようにとの観点から頑張っている姿は素直に応援したいと思った。

  • 湘南ベルマーレの眞壁社長の著書。
    親会社の無いサッカークラブが生き残っていくために、Jリーグ百年構想に基づく総合型スポーツクラブとして模索してきた14年間を語ったもの。
    スポーツに関わる全ての人に読んでもらいたい。

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著者プロフィール

1962年生まれ。神奈川県平塚市出身。2000年から湘南ベルマーレの経営に関わり04年、湘南ベルマーレ代表取締役に就任。この間2002年にはNPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブを設立し、地域密着の総合型スポーツクラブを目指している。

「2013年 『崖っぷち社長の挑戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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