雲のカタログ 空がわかる全種分類図鑑

  • 草思社
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本棚登録 : 402
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794218230

作品紹介・あらすじ

いま、空で何が起きているか?雲の名前がわかれば、知ることができる。世界気象機関(WMO)による100種類近い分類をすべて網羅。雲の写真と学術的名称を示す初めての図鑑。空好きなら誰でも見たい「大気光学現象」も、主な現象を写真で紹介。雲観察にすぐ役立つ基本的な知識やワザも解説。

感想・レビュー・書評

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  • 今まで何となく眺めるのが好きだっただけの雲が、これまでとは違って見えそう。
    ただ、頭上に珍しい雲を見付けても、知らずニヤニヤすることだけは避けたいと思う。

  • その名の通り雲のカタログ。雲を分類して写真つきで簡単に紹介している。
    雲の区分やその名前のつけ方や。写真つきだしわかりやすかった。
    と言ってもこれを読んだから即見上げた空に浮かぶ雲を分類できるというわけではないのだけれど(^^;
    空を見上げるのが楽しくなる一冊だと思う。

  • はじめて雲に接する人向けです。自分みたいに、癒しのための写真集としても楽しめます。著者による「レア度」も記載されているので、へぇ~この雲珍しいんだー、と感心しながら眺めました。この写真撮ったときの著者の"やったぜ!"の興奮も伝わってきそう。

  • 雲のカタログ 空がわかる全種分類図鑑 単行本(ソフトカバー) – 2011/5/17

    空を見上げてみよう
    2011年12月30日記述

    気象予報士である村井昭夫(No6926)と鵜山義晃(No2331)による雲のガイドブックだ。
    普段何気なく見る空にかかる雲。
    それにも当然名前がある。
    しかし良い入門書がないことを痛感した著者2名によって画期的な雲入門書が生まれた訳だ。
    本書によってほぼすべての雲の種類を網羅しており雲観察に良い。
    都会では今、夜空は観察には難しい環境にある。
    しかし昼間はどうだろう?
    実は観察対象としてこの上ないのが雲なのかもしれない。
    著者のHPも参照にすることでより深く雲を知ることが出来るだろう。

  • 特に雲に興味はなかったが読んでみると、思っていた以上に面白かった。
    雲はなぜ出来るか、に始まり、雲の分類、見分け方が詳細に記載されている。知識ゼロでも本書を読めば大まかに雲を見分けられそうな感じがする。虹などの大気光象についても詳細な記載がある。写真も多く綺麗で、見ているだけでも楽しい。情報量が多く、手元に置いておきたい一冊です。

  • ◆美しい空からのメッセージ◆
    地上の空気が上昇すると100mで、およそ0.6℃温度が下がります。そのとき、空気は水分を含むことができなくなり雲ができます。これが雲のできる基本なのですが、実は空気が上昇する理由は様々で、色々な形の雲ができます。世界気象機構(WMO)の分類に沿った美しい雲の数々と、光と水蒸気の織りなす大気光象の写真により、私達は空からのメッセージを受け取ることができます。本を片手に実際に空を見上げてみましょう。その感動は格別です。

  • ふむ

  • 読んでも種類が多すぎて覚えられません!

  • 空の写真が見たくて借りました。

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著者プロフィール

村井 昭夫(むらい・あきお)
石川県金沢市生まれ。信州大学・ 北見工業大学大学院博士課程卒。雲好き高じて気象予士(No.6926)、雪結晶の研究で博士(工学)に。著書に『雲三昧』(橋本確文堂)、『雲のカタログ』(共著)『雲のかたち立体的観察図鑑』(いずれも 草思社)、『雲の見本帳』(MdN)、『空の図鑑』(学研)、『雲百景』(共著・ 誠文堂新光社)等。雑誌等にも 執筆。石川県立大学客員研究員。日本雪氷学会・ 日本自然科学写真協会(SSP)会員。

「2022年 『新・雲のカタログ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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