マヤ・アステカ遺跡へっぴり紀行 ――メキシコ・グアテマラ・ホンジュラス・ベリーズの旅
- 草思社 (2010年5月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794217639
作品紹介・あらすじ
メキシコだけでも1万か所もあるというメソアメリカ文明の古代遺跡。実際に旅した著者は、「一つひとつが世界遺産になってもいいほどの立派なものばかり」といいます。それぞれの見どころや歴史的背景などを説明しつつ、現地の人たちとの愉しい交流も描かれます。これから旅行に行く方、行ってきた方、行くつもりはないけど旅気分を味わいたい方など、どんな方にもおススメのユニークな旅ガイドです。
感想・レビュー・書評
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メキシコに持って行った本第三弾。
『古代マヤ ・メキシコ不可思議大全』より旅行記感が強く、優しかったりアクがめちゃくちゃ強かったり哀愁漂ったりする現地の人たちの交流を楽しめる。
各遺跡の見どころや自分なりの感想がとっつきやすくて面白く、遺跡観光の予習にも復習にも最適。
この本を読んで、当初行く予定なかった国立人類学博物館にも行き、結果かなり面白かった。
ただ著者があんまりだったようなテオティワカン、わたしはかなりロマンを感じた!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
南アメリカの古代文明についての情報量が凄いです。メキシコ・グァテマラの人々の様子もわかりました。
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少し前に読んだ同著『古代マヤ・アステカ不可思議大全』がまぁまぁ面白かったので、実際の旅行編である本作も購入してみた。
旅行記としては楽しい。
旅の間のちょっとした出会いやハプニング、自身が見聞きしたことや現地のリアルな「今」みたいなものが上手に遺跡紹介の合間に織り交ぜられていて、フムフム感心したりクスクス笑ったりしながら追体験できる。
ただ、きちんとしたデータとか建物の詳細とかを知りたい気持ちが高まると、やはりイラストだけだと物足りなくなるのも事実で、「これ、色とか質感はどうなってるんだろう!?」とウズウズしてくるので(←それも作者の狙いなのだろうけどね)、学術的にどうこうを詳しく調べたい場合は他にたくさん資料が必要。
でも、ここまで陽気に且つ詳しく古代メソアメリカ文明を紹介してくれる本って他に類を見ないと思うので、「きっかけ作り」としては最良の一冊だと思う。作者自身が学者とか先生とかではないので、「素人だったらどこが分からないか」をきちんと意識して補足説明や図を入れてくれているのも痒いところに手が届く感じで嬉しい。 -
遺跡の展示物を見に行った博物館のショップで見つけました。
本を開くと手書きの文字とマンガのようなイラスト。
普段あまり活字ばかりの本を読まないのですぐに引き込まれました。
かなり楽しく読ませてもらってます。
ほかの本も読んでみたいです。 -
2023年1月24日
斎藤孝氏は芝崎みゆきさんの著作をおすすめしている
「この本をなぜおすすめするかというと、膨大な量の知識を自分なりに整理して、全部手書きで、イラスト付きで表現しているところが本当に素晴らしいです。膨大な量の知識をこのような形で手書きでまとめあげ、本をいう形で出版している。本の可能性をこれほど感じさせる本は、なかなかないのでしょうか。ーもちろん、内容もすばらしい。密度が濃くてわかりやすく、古代エジプトについての基礎知識を、この一冊で一通り身に付けることが出来るでしょう。(『古代エジプトうんちく図鑑』)」
他の本も読んでみたい! -
メキシコだけでも1万か所もあるというアメリカ文明の古代遺跡。実際に旅した著者によって見どころや歴史的背景、現地の人たちとの愉しい交流が描かれます。これから旅行に行く人、行ってきた人、行くつもりはないけど旅気分を味わいたい人など、どんな方にもおススメのユニークな旅ガイド!マヤ・アステカの魅力が満載‼【中央館2F-東295.6/SI 】