みんなのためのルールブック ―あたりまえだけど、とても大切なこと

  • 草思社
3.88
  • (40)
  • (29)
  • (42)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 461
感想 : 48
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794213525

作品紹介・あらすじ

本書の50のルールは、子どもたちがいきいきと学校生活を送れるように、社会にでてからも充実した人生を送れるようにとの願いをこめて、つくられました。なぜ、これらのルールを守ることが大切なのか、学校で、ご家庭で、ともに考え、話しあってみましょう。礼儀やマナー、社会のルールを守ることの大切さを、親子でいっしょに考える本。ベストセラー『あたりまえだけど、とても大切なこと』子ども版。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  アメリカの小学校教師であるロン・クラークさんが、荒れた学級を立て直した50のルール。世界的なベストセラーになった『あたりまえだけど、とても大切なこと』の、ルールの部分を取り出して絵本のようにまとめてある。最近このような形のものがいくつか出版されているが、その草分け的な存在だと思う。
     はじめのほうは「相手の目を見て話そう」「だれかがすばらしいことをしたら拍手をしよう」「しかられている人のほうを見ない」といった生活上の具体的なルールが書かれているが、ルール㊹からは、生きる上での心のルールだ。「信じるもののために立ちあがろう」「前向きに生きて、人生を楽しもう」
     そして最後のルール㊿は「きみのなれる、もっともすばらしい人間になれ。」とある。それまでの「~しよう」でなく「なれ」という強い命令口調が心にしみる。
     元気が出ないときに、このルールを思い出すことがある。自分ができるせいいっぱいのことをしよう、と思える。

  • これは未就学児をお持ちの親御さんには是非ともオススメします!!!
    簡単に書かれていて、絵も子供がスンナリと受け入れられる柔らかい感じになっている。

    けれども!!なんて奥が深い内容なんだ!!!

    現在小学校では、好き勝手に自己中に振舞うモンスター達のせいで学級崩壊が聞かれ、何をしてイイのかダメなのかが解らないまま入学する。
    だからと言って、親自身が何をダメだとして教えなればならないのかが解っていずに、学校に行かせれば何とかしてくれるだろうと思っていたりする。

    学校が何とかしてくれるんじゃなくて、学校に行く前に何とかしとくんだよ!
    じゃあ、何をどうしとくのさ!?

    そんなこんなが書かれている1冊。

    ぶっちゃけ、0歳でも1歳でも、『入学前』って事なんだよね。
    入学直前になってからじゃなく、躾として読み聞かせの段階から取り入れて欲しい1冊です。

  • 日本の文化とは違う部分があるので
    全てに頷く事はできませんでした
    とても良い事も載っているので
    取捨選択が必要かと思います

  • 子どもにも読みやすい、1ルール1ページ。

    その1が、"大人に礼儀正しく"だから、読んでほしい子には、とっつきにくいかも。

  • 2023.9.7 5-1

  • ルールは私でも知っていると思っていましたが、私がまだ知らなかったルールも沢山あり、とても驚きました。

    自分が今まで聞いたことのなかったルールが書かれていて、覚えておくと良いルールが数多くあったことです。

  • とてもいい事を言っている本ですよ。

  • 小学生の頃に読んだものを再読。
    あたりまえだが大人になって大切に気付くものがたくさんある。
    やりたいことはやってみよう。
    そして感謝はいつだって大事だ。

  • 1

  • ときどき夜寝る前に読んでいる。子育てでしつけって難しい。でも最低限のマナーを教えてくれるので、一緒に学んでます^^

全48件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ノース・カロライナ州出身。大学を卒業後、各地を冒険旅行したのち、1995年から小学校教師となる。学習や行動に問題をかかえる生徒の多い学校、なかでもハーレムの底辺校から優秀児を輩出し、目覚ましい成果をあげる。2001年、28歳のときに、ディズニー社主催「全米最優秀教師賞」を受賞。現在はアトランタに住み、各地で講演活動等もおこなっている。2003年に出版した『あたりまえだけど、とても大切なこと』は、100万部を超え、世界的なベストセラーとなっている。

「2016年 『ムーブ ユア バス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ロン・クラークの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×