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- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794210746
作品紹介・あらすじ
おそらく最後の担い手になるであろう手仕事に生きる人々を全国に訪ね、彼らの現在の仕事、自然とのかかわり、どのように手業を学んだか、さらには職業的倫理観など、「職人」を通して現代日本の根本を考え直す。
感想・レビュー・書評
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なんでも手でやらなくてはならない時代から、何も手でやらなくて良い時代に変わってきている。
手順化明文化大量化高速化に価値があった産業の時代を挟み、過去とは別の意味で人の手仕事に価値がつくようになってきたが、かつての手仕事とは似て非なる特性の手仕事(頭仕事?)の時代に来てしまっているんだと、モノ溢れの身の周りを見て思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「木の伐り出しから始まる重労働は、いい炭が取れることで報われるのだ。」
「職人は自分が作ったいいものはすべて他人のために提供していたのだと言うことを痛感した。」
作り手は使い手のことを思い、誇りの持てる仕事をする。使い手は職人の仕事を見極め、選ぶ。
自家用のものを作る人を職人とは呼ばないわけだ。。。今、こうした誇りを持てる仕事をしている人がどれだけいるだろう?
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