彼女の「正しい」名前とは何か ―第三世界フェミニズムの思想― 新装版

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  • 青土社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791772100

作品紹介・あらすじ

他者の呼びかけに応えるために
西洋フェミニズムの「普遍的正義」の裏に、異なる文化への差別意識がひそんではいないか。女性であり、かつ植民地主義の加害者の側に位置することを引き受け、「他者」を一方的に語ることの暴力性を凝視しながら、ことばと名前を奪われた人びとに応答する道をさぐる文化の政治学。

感想・レビュー・書評

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  • 現代アラブ文学とパレスチナ問題入門 9月10日より開講!【NHKカルチャーオンライン講座】|株式会社エヌエイチケイ文化センターのプレスリリース
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000104.000071793.html

    青土社 ||哲学/思想/言語:彼女の「正しい」名前とは何か 新装版
    http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3333

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「シリーンが死ななければ、イスラエルのジェニン進軍自体、世界は知らずにいた。 - 平井里美(ヒライサトミ) | 選挙ドットコム
      https:...
      「シリーンが死ななければ、イスラエルのジェニン進軍自体、世界は知らずにいた。 - 平井里美(ヒライサトミ) | 選挙ドットコム
      https://go2senkyo.com/seijika/163250/posts/398695
      2022/05/15
  • まじめな本を読むとばかばかしくなっちゃうけど,岡真理の水準のまじめさなら許容できる
    『ガザに地下鉄が走る日』と同様,すばらしい名作

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著者プロフィール

京都大学大学院人間・環境学研究科教授
専攻:現代アラブ文学、パレスチナ問題研究
主な著作:『彼女の「正しい」名前とは何か――第三世界フェミニズムの思想』(新装版、青土社、2019年)、『ガザに地下鉄が走る日』(みすず書房、2018年)、『アラブ、祈りとしての文学』(みすず書房、2008年)、『棗椰子の木陰で――第三世界フェミニズムと文学の力』(青土社、2006年)、『記憶/物語』(岩波書店、2000年)。

「2023年 『記憶と記録にみる女性たちと百年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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