百年の批評: 近代をいかに相続するか

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  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791771677

作品紹介・あらすじ

近代は終わった?ーーだが、それは無にはならない。
「日本は近代のテスターである」というテーゼを掲げて、
オリジナルな平成文学論から、鋭角的な少国民世代論・物語論までを一挙展開。
【第Ⅰ部】夏目漱石、坂口安吾、丸谷才一、司馬遼太郎、三島由紀夫、太平記、大田垣蓮月、折口信夫、舞城王太郎
【第Ⅱ部】磯崎新、山崎正和、大江健三郎、高畑勲、蓮實重彦
【第Ⅲ部】閻連科、伊格言、甘耀明、魯迅、山本七平、岸田秀、沼田真佑、橋本治、奥泉光、中沢新一、宇野常寛、渡部直己、佐藤優、アーレント、ウエルベック、ロラン・バルト……
著者10年の仕事を精選し、百年の日本を展望する「近代の相続」論。

感想・レビュー・書評

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  • 近代を見る視点の提供、実に示唆に富む。横に読むのはやってみたい。

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著者プロフィール

1981年京都市生まれ。文芸批評家。京都大学文学部博士後期課程修了。現在は立教大学文学部文芸思想専修准教授。文芸からサブカルチャーまで、東アジアの近世からポストモダンまでを横断する多角的な批評を試みている。著書に『復興文化論』(サントリー学芸賞受賞作)『厄介な遺産』(やまなし文学賞受賞作)『辺境の思想』(共著)『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』『百年の批評』『らせん状想像力 平成デモクラシー文学論』『ハロー、ユーラシア 21世紀「中華」圏の政治思想』『感染症としての文学と哲学』等がある。

「2022年 『書物というウイルス 21世紀思想の前線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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