留守の家から犬が降ってきた ―心の病にかかった動物たちが教えてくれたこと―
- 青土社 (2019年1月25日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791771400
作品紹介・あらすじ
動物の心を癒す
ある日、著者の飼い犬が3階の窓から飛び降りてきた。原因を探ると、極度な分離不安に苦しんだ末の行動であることがわかった。また注意深く観察すると、存在しないハエを追いかけていた。この体験から動物にも人間と同じように心の病気があるのではないかと思い、フィールドワークを始める。PTSDに苦しむ猫、ホームシックになったゴリラ、自殺したイルカ、抜毛症のオウム、恒常的に向精神薬を投与される動物園の動物たちなど様々な事例をもとに動物たちは人間と同じような心を持ち、同じように喜び、悩み、苦しんでいることを明らかにし、その理解が動物たちの心の病の解決の第一歩であることを明らかにする。
感想・レビュー・書評
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動物について理解するのは、人間を理解することと同じ。そして動物や動物の一種である人間を理解することは、自分を理解することに繋がる。
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