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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791771295
作品紹介・あらすじ
中立的なものこそ政治的である。
なぜ文書は改ざんされたのか。なぜ官僚は忖度するのか。官僚制をめぐる問題とその背景を、たんなる時事問題としてではなく、日本の空気や感情論としてでもなく、政治学の問いとして考える。ウェーバー、シュミット、アーレント、キルヒハイマー、ハーバーマス、グレーバーを深く「読み」、いま「使う」ために。
感想・レビュー・書評
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ウェーバー、シュミット、アーレント等の言説を再検討するなどの政治思想史的アプローチにより今日の日本における官僚制をめぐる問題について考察。
「中立的なものこそ政治的」という著者の主張が響いた。決定の負荷、政治的井ロマン主義、「合理性」基準の複数性、レジティマシーの危機、テクノクラート支配、官僚なきテクノクラシーなど、官僚制を根源的に考える上で参考になる概念が数多く登場する。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・レジティマシーの危機
・「キャッチ・オール・パーティ」の理論
・政治リーダーが「政治主導」といいながら、その実、テクノクラート的な論理と実践を推し進めるという、一見すると不思議な事態に、私たちは直面している。 -
東2法経図・6F開架:317A/N93s//K
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