子犬に脳を盗まれた! 不思議な共生関係の謎

  • 青土社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791767069

感想・レビュー・書評

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  • ☆著者はサイエンスライター。恋人の説得で犬と暮らし始めた。しだいに、人間と犬が「共進化」したのではないかと考え始める。
    まあ、そうであってもよいが。

  • 特に欲しかった情報が得られる本ではなかったが、人間と犬の脳の大きさの進化を、相互の関係性に着眼しているところが面白い

  • どのようにして狼から犬になったか。その際脳が2割小さくなったのは何故か。人類の脳が12000年前から現代人まで1割小さくなったのは何故か。にもかかわらず人類が急に賢くなったのは何故か。何故これらは同時に起こったのか。などなど、サイエンスライターである著者が、結婚の条件として犬を飼い始めたことをきっかけに、人間と犬の関係、特に犬が狼から分離したいきさつやそれが人類や犬(や他の生物)に及ぼした影響について考察する。

    研究者とは違う自由な立場から疑問に切り込んでいく視点が心地よい。
    犬好きでなくても楽しめる本。

    邦題は今一つ。気持ちはわかるが。

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著者プロフィール

サイエンスライター・ジャーナリスト。1979年ピュリッツアー賞報道部門特集記事を受賞。また1985年には「Writing for Story:Craft Secrets of a Two」で二度目のピュリッツアー賞を受賞。物語的ノンフィクションの先駆者であり、それがフィクションであるかのように描くスタイルで知られている。

「2013年 『子犬に脳を盗まれた! 不思議な共生関係の謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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