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- Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791765867
作品紹介・あらすじ
中国という国家を歴史からとらえなおし、世界のなかにおける中国とは何かを問う。現代中国を代表する思想家が、「文革・琉球・チベット」という三つのテーマを通して、日中関係を根源的に考える。中国からみた世界、歴史からみた中国。
感想・レビュー・書評
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世界史のなかの中国 文革・琉球・チベット
(和書)2011年03月10日 15:58
汪 暉 青土社 2011年1月24日
柄谷行人さんの書評にあったので買って読んでみた。何故買ったかと言えば図書館になかったからだが、中国の人の書いた本というのはいままでほとんど読んだことがなかった。柄谷さんはもっとも信用できると書いてあり、なかなかどの本が良いか解らない僕には良い機会だったと言える。
琉球についてなど非常に緊張感のある内容で、なかなか一回読んだだけでは駄目だろうと思う。こういう見方をするには日頃からの心がけと訓練を必要とすると感じた。
脱政治的政治というもの、それに対する明確な対抗運動の可能性の指摘などグローバリゼーションの中でどう考えるかを教えられたと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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