怖れを手放す アティテューディナル・ヒーリング入門ワークショップ

著者 :
  • 星和書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791106905

作品紹介・あらすじ

心のやすらぎは意外なところにあります。心の平和を手に入れるためにアティテューディナル・ヒーリングでもいかがですか。怖れを作り出すのは、過去や未来から聴こえてくる雑音です。まずは「聴く」ことに集中してみましょう。私たちは相手の話だけを聴いているわけではありません。必ず同時に自分の考えを聴いています。過去のデータベースも未来も手放して、今この瞬間の音を聴く。

感想・レビュー・書評

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  • 私はアティデューディナルヒーリング(AH)を、
    「見た物に即時に評価を下すことなく、
     あるがまま見続ける姿勢を学ぶヒーリングワーク」
    と理解し、ワークグループに参加しています。

    ジャッジメントに振り回されてきた人間としては、
    このワークには大変助けられています。

    月1ぐらいでワークグループに参加していますが、
    そこでの自分の反応を見れば状態が分かります。
    ジャッジメント癖のリトマス試験紙です(笑)

    短気で怒りっぽい人、人に厳しい態度を取ってしまう人、
    そういう人は、読めば目からウロコが落ちるかも。

  • 常に自分の選択で、今を生きること。これだけこころの平和は保たれると思いました。
    誰かのためにではなく、自分のために。自分のために生活すればいつも温かい心でいられるし、他人にも温かい愛を与えられる。与えることは受け取ることだなあと。今後の生活の指針にしたい。

  • AHを信じれば上手くいと信じていましたが、最近はこんなの通じないんじゃないかと疑っています
    何より著者のTwitterを見て失望することが多いです
    政治関連のツイートするのは良いのですが、政治批判する際に「怖れ」に囚われているようなツイートが多いと思います
    何度か炎上し、彼女は暖かい心を失いました
    ファシリテーターでもある立場の人なのですが、本書に書かれていることは絵空事なんじゃないでしょうか
    私はAHも著者も信じれません
    結局この世は生きづらいだけでした

  • アティテューディナル・ヒーリングとは自分の怒りを認め、見つめる習慣である。
    ・自分が生徒になる
    ・ランプのかさではなく光を見る
    ・怒っている人は困っている人
    ・許さないことは、相手の死を願いながら自分が毒を飲み続けている現象
    ・どんな人も、愛を差し伸べているか助けを求めているかのどちらかである

  • 「愛とは、怖れを手ばなすこと」 を2度読んでもピンとこないことで、どうにも釈然としない中でつながった本です。

    ワークショップの逐語録的な内容ですが、こちらの方がはるかにわかりやすく書かれています。

    ただし、これもやはり読んだだけでは、なかなか本質のところにはたどり着けないだろうな、と感じます。

    どうしてもワークショップに参加してみたいと思います。
    そこで初めて、本書や、「愛とは、怖れを手ばなすこと」で書かれていることがわかるようになってくる気がします。

    アティテューディナル・ヒーリングの12の原則これはすごく普遍的なものであり、温かいものを感じます。
    ①私たちの本質はあたたかいこころ(愛)。
    ②健康とは、こころの平和(やすらぎ)、癒しとは、怖れを手放すこと。
    ③与えることは受け取ること。
    ④私たちは、過去も未来も手放すことができる。
    ⑤存在する時間は「今」だけ。それぞれの瞬間は与えるためにある。
    ⑥私たちは評価を下すのではなくゆるすことによって、自分や他人を愛することができるようになる。
    ⑦私たちはあら捜しをするのではなく愛を見つける人になることができる。
    ⑧私たちは外で何が起こっていようとこころの平和を選ぶことができる。
    ⑨私たちはお互いに生徒であり教師である。
    ⑩私たちは自分たちを分断された存在ではなく一つのいのちとしてとらえることあができる。
    ⑪愛は永遠のものなので、変化を怖れる必要はない。
    ⑫どんな人も、愛を差し伸べているか、助けを求めているかのどちらかととらえることができる。

    アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン(AHジャパン)のホームページにも出ています。そちらも見ると色々理解が深まる感じがします。

  •  難しい。 
     他者からの攻撃(他者の困りではない自己満足的な欲求に由来すると思われる)による怒りを手放すなんてとても出来ない。
     でもそれに縛られていると自分の心に平和は訪れないんですよね。
     難しい。
     取りあえずカードから使ってみます。

  • 繰り返し読むことにする。

  • 図書館利用。

    AH(アティテューディナル・ヒーリング)のワークショップを丸ごと収録した本。
    会話口調での説明なので、わかりやすい一方、残りづらい部分もあったかも。

    今に意識を向ける。
    怖れ、感情を認める。
    自らの在りようを選択する。

  • ファシリテーター向きの本。唯一の私たちが目指す目標が心の平安というのが印象に残った。

  • ※P 状況自体に問題があるのではなく、その捉え方(アティテュード)に問題があるとする心理療法。

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著者プロフィール

水島広子【みずしま ひろこ】

慶應義塾大学医学部卒業・同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本的改正などに取り組む。1997年に共訳『うつ病の対人関係療法』を出版して以来、日本における対人関係療法の第一人者として臨床に応用するとともに、その普及啓発に努めている。現在は対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)、対人関係療法研究会代表世話人、アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン代表。主著に『自分でできる対人関係療法』『トラウマの現実に向き合う』(創元社)、『拒食症・過食症を対人関係療法で治す』(紀伊國屋書店)、『怖れを手放す』(星和書店)、『女子の人間関係』(サンクチュアリ出版)、『自己肯定感、持っていますか?』(大和出版)、『「毒親」の正体』(新潮新書)などがある。

「2022年 『心がスーッとラクになる 世界の美しい文様ぬり絵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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