- Amazon.co.jp ・本 (417ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788960695
作品紹介・あらすじ
本書は、トランズアクショナルアナリシスの今の時点での理論と実践の手法を紹介する。
感想・レビュー・書評
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TAの入門講座である101を意識して書かれた教科書。
読みやすい会話体で書かれていることを序でアピールしているが、そんなに読みやすくはない。
ただイアン・スチュアートが関わっているため、内容の正確性について安心感はある。
「反抗的な子ども」を「順応した子ども」と同列に扱う考え方は、なるほどと思った。 -
実際にTAを実施するのであれば『入門TA』が圧倒的にわかりやすい。
ただし『入門TA』ではTAの理論的なバックグラウンドや細かい意図性がわからないので本書を購入。さすがに¥4700もするだけあって、かなり充実した内容で理論についてもしっかりと書かれている。
PACはフロイトの構造論がベースとなっているのはなんとなくわかりそうだが、その関係も詳しく知ることができた。
ただし、TAはP・A・Cのそれぞれに(明らかに)人格と呼べるものを与えているので、自分はだれなのかという疑問が湧いてくるし、そもそも「AC(adapted children)とはだれか?」そして「人生脚本の著者はだれなのか?」となるのでは。
なかなか考えさせられる一冊。 -
大変読みごたえがあった。自分もOK、相手もOKで尊重しあう関係の作り方。不快なコミュニケーションを避ける方法。しっかりマスターして、よい人間関係の中に暮らしたい。
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交流分析を学びたい人には最もお勧めする本。理論について学ぶだけでなく、この本自体がワーク形式になっていて、自らについて気づきを深めながら読んでいくことができる構成になっている。入門というだけあって概ね理解しやすく、具体例も交えて書かれている。
個人的には脚本、ミニ脚本、ゲームなどの概念を区別するには理解が追いつかず、ドライバーと拮抗禁止令の区別もつかなかった。交流分析という立場なので、理論が多いのは当然のような気もするが、やや小難しく感じたところもある。 -
とても分かりやすく、後々参考となる本です。いつも近くに置いておき、都度読み返すことが大事。繁田千恵先生から紹介され、先生の講義の教科書として使用。
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今まで簡単な入門書は何冊か読みましたが、これはとても詳しくて、理解が深まりました。
共依存症について、交流分析の共生という考え方が私には解りやすいです。
今回は図書館で借りて読みましたが、手元に置いて繰り返し読みたい本です。 -
なじみのない人にはつらい本ですが、なじんでおくべき本。もっと簡単な解説本もあるけど、やっぱりこれは最高です。入門となっていますが、十分応用編です。
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交流分析を学ぶものにとっての教科書です。