天皇のダイニングホール―知られざる明治天皇の宮廷外交―

  • 思文閣出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784784219032

作品紹介・あらすじ

現在、明治神宮外苑の結婚式場として知られる明治記念館の本館は、明治天皇と昭憲皇太后が外国からの賓客をもてなすため、宮中晩餐会で使用した赤坂仮皇居 御会食所の遺構である。
その知られざる歴史をひもときながら、当時の宮廷外交の実態について、「建築」「テーブルアート」「人物」という3つのテーマから読みといていく。
*明治記念館開館70周年記念出版*

感想・レビュー・書評

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  • 明治天皇が御会食所という場所で行った宮中外交について建築、食器、人物の3つの視点から書かれた本である。この御会食所というのは明治記念館として現在も残っており、訪れることができる。また、御会食所は食事場としてだけではなく、大日本帝国憲法の草案審議会議にも使用された。この本を読んで明治記念館を訪れれば、歴史を感じることができるだろう。
    (生命理工学系 B3)

  • 本書は 建築 テーブルアート 服装・人物など
    専門家による 研究を集めた合著となってますので
    やや難しかったですが シーボルトの子供たちの活躍や
    西洋風を取り入れて外交に生かした姿など
    よく伝わりました

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著者プロフィール

東京工業大学大学院理工学研究科准教授
専門は日本近代建築史、歴史的建造物の保存活用、建築アーカイヴズ。
1967年生まれ。東京工業大学工学部建築学科卒、同大学院理工学研究科建築学専攻修士課程修了。「明治宮殿の意匠的特徴とその形成過程」で東京工業大学博士(工学)を取得。「明治宮殿の建設経緯に見る表宮殿の設計経緯」で日本建築学会奨励賞受賞。

「2018年 『建築家ヴォーリズの夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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