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- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784783707943
感想・レビュー・書評
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朔太郎の詩の良さがなんとなく分かってきた気がする。岡井隆のキレッキレの解説にもあるように、朔太郎はその極限まで高めた描写力によって自然を内面化し、結果的にその退廃的な生活に根付く内面性を生々しく表現することができた。
今年は、すぐ現実に逃げずに色んなものを"そのもの"として味わい尽くして吸収したい。結果的にそれで自分をうまく表現できるように。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
同郷にこんな詩人がいるのをほんとうに誇りに思う。これから何度も何度も読み返すのだろうな。
新前橋駅、遊園地(るなぱあく)、惣社だって。
文学と故郷について考えていきたいとおもった。
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ポーやボードレール好きだけど、暗鬱さ重いし...、あれってやっぱキリスト教的なものなのかな。ってな要望に応える、西欧風の肉が削ぎ落とされた研ぎ澄まされた純潔な感性。
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薄暗いどろどろとした空間を思わせる世界観ある詩。「外にはさみしい雨が降っている」もうひとつなんだっけ…ともかく胸を刺す印象的な言葉がちりばめられている。
06/10/下旬
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