この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ 51)
- イースト・プレス (2012年9月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781690445
感想・レビュー・書評
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幸せはお金で買えるとか、
愛はお金で買えるとか、
金持ちが言うとなにやら胡散臭い気持ちでいっぱいになる。
しかしお金持ちは気持ちに余裕ができるから、
幸せにもなれるし、いろんな人を愛することもできる。
だからいっぱいはいらないけど(ないけど)、
お金で苦労しないように生きてきた。
たぶんこれは真理だと思う。
お金の話は日本ではあまり快く思われないけどとっても大事なことだ。
いい高校に入って、いい大学に入れば幸せになれるという
それらしい言葉は風が吹けば桶屋もうかるぐらいに現実味が無い。
なぜ勉強して苦労して自分の道を見つけて社会に出るのかを
誰かが教えてくれただろうか?
西原さん渾身の言葉はそのプロセスを見せてくれる。
お金を貸すと友達ではなくなるという記述にはっとさせられた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学生時代に読みたかったなー。子供たちにも読んで欲しい一冊。手元に置いておきたい。
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さらっと読み終えた。
この本が元になって
女の子が生きて行くときに、覚えておいてほしいことを書いたのかなーって感じた。
貧困の話って重い。
どこかの知らない国だけでなくて、自分の住んでる所にもある現実なんだと思うととにかく重い。
4章のカネのハナシって下品なの?
世の中的には下品だけど、世の中が下品って言ってることって生きることに直結してる気がする。
文句言わずに働く人間ばかりなら雇用主も国も楽だしね。
教育ってつくづく洗脳なんだと思う。 -
貧乏の話は身にしみる。
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岩田さん選書
貧乏が子供に与える影響
仕事とはサービス精神
ギャンブルは負けるのがあたりまえ
常に笑いを
お金を稼ぐことで自由を得る
やりたいことでお金を稼ぐ
仕事を断らない
勉強になります。
バングラデシュの銀行のくだりは特に。 -
西原さんの生涯を通してのお金の話。
一般的では決してないけど。
子どもが未成年のうちに読ませたい。 -
【読了メモ】(140622 5:42) 西原理恵子『この世でいちばん大事な「カネ」の話』/理論社/2008 Dec 10th/家族を大事にする人・したい人、必読/「働くことも、お金も、みんな家族のしあわせのためになる。(中略)お金には、そうやって家族を、嵐から守ってあげる力もあるんだよ。いざというとき、大切な誰かを安心な場所にいさせてあげたい。そう思うなら、働きなさい。働いてお金を稼ぎなさい。そうして強くなりなさい。それが大人になるっていうことなんだと思う。」(P227)
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自分としては知ってるエピソードが多かったし、既に腹に落ちていることが多いので大きな発見はないのだが、子供が出来たら子供に若いうちに読ませたいものである。
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共感→“「やりたいことがわからない」、その問いに向き合うためには、「カネ」という視点を持つのが、いちばん、シンプルに見えてくるものがあるんじゃないか。”
働かなければ生きていけないとゆう切迫感が有る無しの前提の違いがある中で、どこまで、西原さんの体験、語りは刺さる、共感できるかな〜。