オシムからの旅 (よりみちパン!セ)

著者 :
  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781690322

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  • 数年前に読んだ「オシムの言葉」で感銘を受けたことを思い出し、手に取った。旧ユーゴスラビアの民族主義に関する課題、それを我が身(日本)のこととして考える。前半が理解しにくい。オシムの登場場面も少ない。
    「たしかに、そういうところから影響を受けたかもしれないが、言葉にするときは、影響を受けていないといったほうがいいだろう。そういうものから学べたとするなら、それが必要なものになってしまう。そういう戦争が...」
    これが重い。
    経験主義の危うさを実例で示してくれるので説得力がある。

  • スポーツライターの方が書いた本を読むのが初めてだったので、最初ちょっと慣れませんでしたが、ユーゴのことを知りたかったのでがんばって読み進めました。

    ときどきはっとする文章があって、書き留めておけばよかったけれど、もう図書館に返してしまって残念。
    世界のたくさんの貧しい国が独立のため、民族のために戦っていて、その感覚がニュースを見たりしてもよく分からなかったのですが、「日本・韓国・中国のあたりをまとめて東アジア国ということになったら納得できないだろう」みたいなことが書いてあって、なるほど! 分かりやすい。と思いました。

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著者プロフィール

1962年愛知県生まれ。中央大学卒。ノンフィクションライター。東欧やアジアの民族問題を中心に取材、執筆活動を続ける。おもな著書に『オシムの言葉』(集英社文庫)、『蹴る群れ』(集英社文庫)、『無冠、されど至強 東京朝鮮高校サッカー部と金明植の時代』(ころから)、共著に『さらば、ヘイト本!』(ころから)など。

「2019年 『13坪の本屋の奇跡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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